クラシックミニファミコンの再現度をさらに高めるシールを作った

スポンサーリンク

クラシックミニファミコンに足りないもの、それはスイッチ周りの「あのシール」

famistick01

クラシックミニファミコンは、アラフォー世代(ファミコン世代)感涙のアイテム。

当時の姿そのままにコンパクトになり、各種機能面もアップして楽しさ無限大です。

コントローラーの小ささは、こちらの記事で解決済み
クラシックミニファミコンのコントローラー改造はシロウトでもデキる!

しかしまだ何か足りない。

そう、あのスイッチやリセットボタンの上のあたりにあった注意書きのシールです。ついでに、拡張端子の部分にも注意書きのシールがありました。

世の中、凄腕の人がいるもので、発売早々にシールを作った方がいます。

まず分解:ニンテンドークラシックミニ改造①ステッカー制作

かなりの完成度で、本当に関心します。

私の数少ない闘志もメラメラしだしまして、チャレンジすることにしました。



famistick02

いきなり完成しちゃいましたが、上段左が私が作ったシールで、上段右が前出のまず分解さんの作品です。

手元にファミコンがなかったので、Google画像検索でファミコンを検索し穴のあくほど観察した結果、まず分解さんの四角はちょっとだけ縦横のバランスがオリジナルとは違うんじゃないかな、という点に気づきました。

で、まず分解さんでpngデータをダウンロードして印刷すれば終わるところを、一からデータを作ることにしました。

こんな感じです。

famistick03

使用したソフトはinkscapeというフリーソフトです。ググると出てきます。日本語で使えます。

初めて使ったソフトですが、イラストレーターとかさわったことのある方ならすぐに使えますね。使い方もググれば出てきます。何よりタダなのが最高。

また、画像データの扱いに詳しい人ならこんなことしなくて良いのかもしれませんが、私の作成手順は

・完成データをpngデータに変換する
・gimp(これはフリーのフォトレタッチソフト)で背景のアルファチャンネルを削除して、もう一度png化する
・またinkscapeに戻してきて、ハガキサイズの用紙に並べる
(このとき、自由に拡大縮小できる)
・印刷する

と言った感じです。

当然、何回か普通紙にテストプリントして、ちょうどクラシックミニファミコンに収まるサイズになるよう微調整します。

簡単に書いてますが、なんだかんだで5,6時間は試行錯誤しました。自分の技術の無さを呪いたくなります。

使った用紙はまず分解さんと同じです。

エーワン はがきサイズラベル ノーカット 水に強い光沢透明 4枚 29394
by カエレバ

famistick05

印刷したらキレイにカットして、これまた検索したファミコン画像をよく見て貼れば、見事完成です。

カッターマットのマス目からもわかるように、電源・リセット用のシールはタテ2.5センチ、ヨコ2センチくらいです。拡張端子用はヨコ2.3センチくらい、タテ0.8センチくらいなので、なかなか小さいです。

貼り付けるときは、ピンセットが無いとちょっと厳しいと思いますよ。指紋がべったり付いて、粘着が弱くなります。ハンダ付けもするなら、逆作用ピンセットとのセットがオススメだったりします。

goot 精密ピンセット TS-15 逆作用ピンセット セット
by カエレバ

クラシックミニファミコンに「あのシール」を貼ったら、もうニヤニヤが止まらないくらい愛らしくなる

stick kansei

ヤバイ、本当にヤヴァイですよ。
ニヤニヤが止まらないです。

クラシックミニファミコンをゲットしたときは、テンションが上りきっていてここまでのことに気付きませんでしたが、改めてシールを貼ってみるとまさにミニチュアのファミコン。海洋堂もビックリです。

われながら、なかなかの再現度だと思います。本当に細かいことにまでこだわると、フォントが違うという点に行き着きますがもうそこまでは無理、諦めました。実際貼ってみると、全く気になりません。オリジナルと並べて使うわけでもないので。

プリンターの調子が悪くて、拡張端子部分のシールの色がいまいちなのはナイショです。

ついでに、シールを貼るときの目安位置をお知らせしておきます。

stick place

それぞれのシールのラインを、イジェクターの上部と各スイッチの縦位置に合わせるとかなり本物っぽくなると思います。

実際問題、書いてある文面と動作がクラシックミニファミコンでは違ってきてしまうのですが、そんな細けえこたぁどうでもいいのです。

この愛くるしささえあれば、今年も何とか乗り越えられそうです。

パソコンとプリンター、シール用紙さえあれば誰でも作れますから、クラシックミニファミコンのファミコンらしさを向上させるために皆さんもチャレンジしてみて下さい。

ちなみに、クラシックミニファミコン用のケースを買うと電源・リセットスイッチ用のシールがおまけで付いてくるみたいですが、文面がクラシックミニファミコン用に書き換えられています。

omake-seal

(クラシックミニFC用) クラシック収納箱
by カエレバ

(クラシックミニFC用) レトロフェイスポーチ
by カエレバ

ケースとしては魅力的ですけど、拡張端子部分のシールもありませんし、もうちょっと頑張って欲しいところ。

カセットの抜き差しもないし、最高得点とかもう今の世の中誰も気にしませんが、やっぱりオリジナル文面というのが味の一つなんです。

というわけで、アラフォー世代(ファミコン世代)のみが許される至高の遊び、ぜひ皆さんも恍惚の時間のために挑戦してみて下さい!!

(シールの販売、データの配布等は予定していませんので問い合わせしてこないでくださいね、ってそんな人いないか・・・。)

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ
by カエレバ

スポンサーリンク
関連コンテンツ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする