口内革命!あっぱれ!!ジェットウォッシャー・ドルツ

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みなさん、お口のケアの方は捗っていらっしゃいますか。
この記事で、口腔ケアのことを熱く語ってからしばらく経ちますが、ついに口腔ケアの最終兵器ともいうべきグッズをゲットしました。

そいつの名前は「ジェットウォッシャー・ドルツ」です。

すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、使ったことのある方はまだ少ないんじゃないかと思いまして、ジェットウォッシャードルツがどれだけ生活に喜びと感動をもたらすかを、偉そうにそして楽しげに紹介したいと思います。

credit: Christine Nguyen via FindCC

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ジェットウォッシャードルツは口腔用高圧洗浄機だ!

ジェットウォッシャードルツの使い方

ドルツアイコン

ジェットウォッシャードルツは、簡単に言ってしまえば、口内専用の高圧洗浄機のようなものです。
高圧洗浄機といえば、ジャパネットたかたでおなじみのケルヒャーですが、さすがにケルヒャーで口の中を掃除したら、大惨事です。
下手をすると死にます。

▼これですね

ケルヒャー 高圧洗浄機 K2.400 ハイパワー コンパクト
by カエレバ

でも、口の中を掃除するのにそんなに命がけでやることはありません。
安全にかつ確実に口内洗浄をするためにある革命的グッズ、それがジェットウォッシャードルツなのです。

ごちゃごちゃ言っていてもよくわからないので、ここはひとつ、パナソニックが作ってくれた動画をみると一目瞭然、百聞は一見に如かずです。

▼まずはジェットウォッシャードルツとは「何ぞや」というところから

▼続いてジェットウォッシャードルツの使い方

私のよくわからない能書きより、プロが作った動画はさすが、よくわかります。
しかし、2本目の動画を見てなるほどと思った方は、まだ甘いです。
ジェットウォッシャードルツの威力をなめてはいけません。

ちょっと油断すると、洗面所は盛大に水浸し、顔面も服も水滴まみれになります。
それくらい水流が激しい。
ツマミで1から5まで水流の強さを変えられますが、1でも結構な威力があります。

それから、2本目の動画で綺麗なお姉さんが至ってスマートに使用していますが、これもまたそうはいきません。

▼半開きの口から常に洗浄した水を吐き出し続けます
ジェット画像550

とてもじゃないですが、使用中の様子は人様にお見せできるような状態ではありません。だばだばと口からひたすら水が、しかも汚れ気味の水が垂れているのです。
ジェットウォッシャーのタンク容量は600mlありますから、これ全部を口の中に溜め続けることは不可能だからです。

けっこうな角度でお辞儀する感じで使わないと、それこそ汚い水がビシャビシャとその辺一体に飛び散りまくるので、それだけは気をつけてください。
まあ、一度使ってみればわかりますから、そんなに心配ないですが。

ジェットウォッシャードルツの使用感はどうなの

ジェットウォッシャーその2

ソニッケアーを紹介した記事で、激しく口内がさっぱりし、朝起きぬけのお口のネバツキが激減したことはご報告しました。

ジェットウォッシャードルツを使った後はというと、
「歯磨き粉を使わないのにそれに匹敵するスッキリ感を得られる」
という、スゴイのかスゴくないのか大変わかりにくい、でもよく考えるととてもスゴイ状態になるんです。

歯磨きの時はハミガキ粉を付けますが、そこに含まれるミントなりなんなりのスッキリ成分のおかげでお口スッキリ、スースーになるわけです。

ですが、ジェットウォッシャードルツを使った後は、水(もしくはお湯)だけで約2分間洗浄しただけなのに口の中がスッキリサッパリして、日に日に口内環境が良くなっていくような、嬉しさまでもが感じられるんです。
もちろん、朝起きた時のサッパリ感の持続は、ソニッケアー使用時のそれを上回ります。

ところで、とある有名ブロガーがジェットウォッシャードルツを使ったところ「ドブの臭いの水がでた」らしいのですが、おそらくそれはその方の口内がドブだったからだと思います。
誰もがドブ水を出せるわけではありません(笑)

しかし、このジェットウォッシャードルツ、最初からいきなり完璧に能力を発揮させるのは難しいです。
というのは、機械が悪いのではなくて、操作する側の人間にも多少の技術(慣れ)が必要だからです。
でも、ご安心ください。
私がジェットウォッシャードルツを買ってから、ひと通り使えるようになるまで日記形式にしてまとめました。

題して、「ジェットウォッシャーが我が家に来てからというものの、夜な夜なこんなに洗面所を水浸しにする奴は一体全体どこのドイツだ」、略して「ジェットウォッシャー七日間奮闘記」をお送りします。

Panasonic ジェットウォッシャー ドルツ 白 EW-DJ61-W
by カエレバ

ジェットウォッシャーを使いこなすまでの七日間の奮闘記

1日目:冷水が滲みるぜ

water
credit: ramesh.rasaiyan via FindCC

新兵器ジェットウォッシャードルツが我が家にやってきた。取説を読まなくてもアホでもわかるほど使い方は簡単だ。
まずは試しに、タンクに水をいれて洗面所でテスト噴射。
みるみるうちに洗面台だけでなく、鏡や床、周辺まで水浸し。これ、誰が拭くんだろう。
気を取り直して、タンクにいっぱいまで水を入れて、ノズルを口に入れダイヤルを恐る恐る回す。

ギエーーー!!」

水流が痛いとかじゃなく、冷水が歯に滲みて無理、全然ムリ、耐えられない。
いったんスイッチを切り、タンクの水をぬるま湯にチェンジ。
これならイケる、むしろ快適なくらい。
寒い時期は冷水での洗浄は危険だ。脳みそを握りつぶされるような痛みはもうコリゴリ。

使い方の様子はわかった。
ひと通り口内を洗浄したが、洗面ボウルの栓をしなかったのでどれくらい汚れが取れたのか目視できなかった。
次は栓をして洗浄しよう。

2日目:大切なのは素振りだ

practice
credit: Kalexanderson via FindCC

最初から上手に洗浄できないとしても、やはりやるべきことはやっておく必要がある。
それはつまり、洗浄の「素振り」ではないかと考えた。

グリップにノズルを装着し、スイッチを入れずに鏡を見ながら口の中でのノズルの位置関係を確認するのだ。
そうするとなるほど、ノズルを歯茎や歯の隙間に当てる感覚が何となく分かる。

本当は実際に洗浄しながら鏡で見たいのだが、それをやるには全裸になって風呂場でトライしなければならない。
冬場にそれはムリだ。本体に防水機能も無い。カッパでも着てやれというのか。

洗面ボウルに栓をして、洗浄済み水を吐き出しながら溜め続けたが、あまり劇的に汚れが取れた様子はない。
やはりまだ使い方が下手なのだろう。
もっと鍛錬を積む必要がある。

3日目:口の中を知らなさすぎる

teeth
credit: luccawithcheese via FindCC

鏡を見ながら、口の中の様子を観察するのは実はとても疲れる。ほお骨のあたりが痛くなるし、口も乾く。
それならと、口の中の写真をデジカメで撮ってみることにした。

▼こんな風に撮れた(不快度が高いため画像は小さくし、加工した)
歯の様子

写真なら、口を閉じたままでも歯の隙間や歯茎の様子をじっくり観察できる。
自分の口の中をこんなに客観的に見るのは初めての経験だ。
それにしても歯並びの悪いこと、悪いこと。掃除のしがいがあるってもんだ。

歯磨きの後でも、ジェットウォッシャーで洗浄すると、海苔の佃煮のような、水苔のような汚れが取れる。
ソニッケアーでも磨き切れていないということがわかってしまった。
悲しいけどそれが事実なんだ。

4日目:我が口内の最深部へ

scope
鏡でも写真でも、奥歯の奥のもっとも汚れているであろう部分が見えにくいことがわかった。
最初からわかっていたことだが、改めて実感した。
そうなると、歯科医のもっているような丸い小さな鏡で奥歯の奥を観察したらいいのだろうか。
それもいいが、やっぱりアゴが疲れるし、よく見えないだろう。

そこでまた突拍子もない事を思いついた。
胃カメラのように高性能ではないが、チューブ式の簡易内視鏡があったはずだ。

▼これこれ、こいつ
内視鏡

サンワダイレクト フレキシブルスコープ スネークカメラ 30万画素 動画&静止画対応 400-CAM033
by カエレバ

デジカメのような高画質ではないものの、奥歯の向こう側を目視できるし、撮影も可能だ。
これでどんなふうに汚れが溜まり、どういう感じで水流を当てると汚れが取れやすいかがわかるであろう。

▼実際の画像(これも大変キモいので小さくし、加工した)
奥歯の奥

歯科医師はこんなに気持ち悪いものを毎日毎日見ているのかと思うと、気の毒になってしまう。
それくらいキモいが、これも我が口内環境改善のため、やむを得ない。
こういった工夫で、奥歯の奥がいかに狭く入り組んでおり、汚れやすいかがわかった。

この日の洗浄では、夕飯に食べたブロッコリーの残骸が取れた。もちろん、ソニッケアー後に、だ。
だんだんジェットウォッシャードルツの真価が発揮できつつあるのだろうか。

5日目:過去の治療経歴を思い出す

噛み合わせ550
奥歯という奥歯の大半を治療済みである私は、かつて前歯を治療した時に口内全体の歯型を取ったことを思い出した。
まさに渡りに船、この歯型をまじまじと見ながら洗浄計画を練れば、もれなく隙なく細部にわたりジェットウォッシングできようというもの。

それにしても、我ながら歯並びの悪さに恐れ入る。
しかし、こんなに歯並びが悪いからこそジェットウォッシャードルツの真価が発揮されるというものだ。
この情けなく歪んだ歯並びをしげしげと見ていると愛おしさすら湧いてくる。

▼模型なら、右から見たり、左から見たり、下から上からと自由自在だ。

歯型歯並び

ふと思うのが、なぜ前歯1本の治療でこんなに全体の歯型をとったのかということだ。
奥歯の治療なら、その歯の周辺の型しか取らない。

私は必ず治療した時の型をもらっているが、世の中の殆どの人はもらって帰らないのだろう。
衛生士に「もらっていいですか」と聞くと、一瞬間があいてから「は、はいどうぞ」ってな感じで渡してくるからだ。
丁寧に袋に入れてくれる衛生士もいれば、ティッシュでくるんで輪ゴムで留めてくれる人もいる。中には直渡しの強者もいた。

私の方ももう貰い慣れているから、どんな渡され方でもビビらない。
これだって治療費に入っているのだから、もらって当然だ。

そういえば、生まれてから一度も歯医者にかかったことのないという人の話を聞く。
そういったパーフェクトな口内環境の人は、こんな歯型など全く無関係なはずだろう。
なんやかんやあって、白骨化死体として見つかった時も歯型から身元は判明しないのだ。
治療もしないで型だけ取れるのか、きっと頼めば取れるんだろう、そして歯科医院に記録が残るんだろう。そうすれば、身元が判明するんだろう。
と、大変物騒なことを考えたりしながら、今日も歯磨き後にジェットウォッシングする。

もう洗浄強さを2.5にしても大丈夫な感じだ。
にんじんのカスや、謎の黒いカス、ゴマがまるのまま出てきたりする。

歯磨き後にこんなものが出てくると、ジェットウォッシャードルツに出会うまでは寝ている間も口の中に食べカスが跋扈し続けていたということだ。
口内がかわいそうに思えてきた。

これからはそんな思いはさせやしない、決して。

6日目:口蓋垂直撃でむせる

クラッシュ
credit: zgrredek via FindCC

だいぶジェットウォッシャードルツの使い方にも慣れてきた矢先、アクシデントは発生した。

歯磨きをする時と同じように、ジェットウォッシングも下の歯から行っているのだが、下の歯から上の歯に移行する際にいったんスイッチを切ったりせずそのままノズルをクイッと反転させていた。
しかし、今日に限ってノズルが喉の方を向いてしまい、口蓋垂を直撃したのだ。
口蓋垂と難しい言葉を使っているが、いわゆる「のどちんこ」だ。地方によっては「のどひこ」とも言うらしい。
そんなことはどうでもいい。

呼吸を忘れるほどの痛み、痛みに耐えつつも体が反射を起こしむせるオレ。
6日目にして悪夢を見ることになるとは。

でも悪いのはジェットウォッシャードルツではない。
私の操作ミス、技術不足によるものだ。
しかし、ここでこのようなアクシデントに遭遇しておいて良かったとも言える。今後、より注意深く反転操作を行う反省材料になったからだ。

っにしても、口蓋垂、取れたりしてないだろうな。

今日も繊維系の野菜カスがお取れあそばした。
ほうれん草、チンゲンサイ、セロリ、菜っ葉、ルッコラ、野沢菜などなど青い野菜は歯間への残存確率が高め。
これからも繊維の多い野菜を食べた日こそ、しっかりジェットウォッシングしていこう。

7日目:そして伝説へ

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credit: PhoTones_TAKUMA via FindCC

1週間ほどジェットウォッシャードルツを使ってきた。
まだ完璧には使いこなせないが、ジェットウォッシャードルツなくして就寝前の自分メンテナンスは完結しなくなった。
手磨きよりも格段に効率的に歯垢を落とすソニッケアーでの歯磨き後に、しっかりと磨ききれていない食べカスを弾き飛ばしてくれるのだ。

歯茎から血が出るのが嫌で、あまり糸ようじを使わなくなっていたが、それでも週に1回は糸ようじで歯間の掃除をする。
今日は糸ようじで歯間を掃除し、ソニッケアーで磨き(下2分、上2分が毎日のお決まり)、最後の最後の仕上げでジェットウォッシャードルツで掃除したが、それでも食べカスは取れるのだ。

もう、どんだけだと。
ソニッケアーを買って「スッキリしまっせ」と満足してた私は何だったのかと。
ただのピエロかと。

もうジェットウォッシャードルツは私の中で伝説的な存在になった。
1万円かそこらで食べカスを徹底的に除去し、歯茎も引き締めてくれるのだ。
もちろん、1年に1回は歯科医院に歯石取りを兼ねて検診に行く必要はあろう。

それでも、ジェットウォッシャードルツをしっかり使い続ければ、きっとかかりつけの歯科医師もこう言ってくれるはずだ。

「よく磨けてるね。この調子でお掃除してくださいね。」

とね。

フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー イージークリーン HX6520/50
by カエレバ

ジェットウォッシャードルツの間違った使い方

排水口そうじ

ここでジェットウォッシャードルツの間違った使い方をお知らせします。
わざわざそんなことお伝えしなくてもいいのかもしれませんが、きっとやってみたくなる使い方。

それは、口内を洗浄したついでに、洗面台の排水口周りを掃除しちゃおう、ってことです。

ジェットウォッシャードルツで口内を洗浄中に、嫌というほど眺めている洗面台の排水口。
陶器や樹脂のボウルと、金属が組み合わさった排水口周りは、実はすご~く汚れています。

スポンジやブラシが入り込めない細い隙間があるんですが、そこをジェットウォッシャードルツで狙い撃ちしてやろうという寸法です。
やってみるとわかりますが、これまた見たこともないようなキタナイ汚れが飛び出してきます。
洗浄ついでに、栓の裏側や、排水管の内部もキレイにしちゃいます。
ヘドロのような汚れがみるみるうちに取れていき、「パイプクリーナー」のような洗剤に頼る必要がなくなります。

注意点は、ノズルが汚れる危険性があるということ。
一番いいのは使い古したノズルを使うのが良いんですが、買ったばかりでそんなものは無い。
ノズルのスペアは200円くらいなので、最初から買うのもいいかもしれません。っていうかそうすれば良かった。ってそういえば、ノズルは2本付いていたから、1本をお掃除用に格下げしてもいいかもしれません。

まあ、新品のノズルはもったいないので、遠目から噴射してやると良いと思います。

その気に慣れば、お風呂やキッチンも高圧洗浄できちゃって、家中キレイ。
さすがにそこまでいくと、掃除用の専用ノズルにしてあげないと、配管清掃後に口の中に入れる気にはなりませんけどね。

以上、ジェットウォッシャードルツの間違った使い方でした。でも、理には適っています。

ジェットウォッシャードルツは口内革命の具現者だ

メシア
credit: Mônica L Lopes via FindCC

ムダに長いジェットウォッシャー体験記を、ここまで読んでいただいた皆さんなら、もうおわかりですね。

ジェットウォッシャードルツは、口内革命の具現者であり、口内洗浄界の救世主なんです。

ソニッケアーよりも、糸ようじさえも凌駕する洗浄力はただただ驚きです。
使用中の音はそこそこうるさいので、深夜の利用には若干の配慮が必要かもしれませんが、歯の健康は体の健康に直結しますから、配慮はしても遠慮は無用。

使用後のノズルとグリップの洗浄だって大した手間ではないですし、洗うのが面倒ならば、使うのが自分だけならタオルで拭いておく程度で全然オッケー。
少しだけ置き場を取りますが、虫歯や歯周病でげんなりすることを思えば頑張って場所を確保するほうが自分のため。

使い終わった時にダイヤルとハンドルの両方をしっかりOFFにすることを忘れなければ、うっかりビショビショにもなりません。
洗浄強さも、3までいくとちょっと歯茎が痛いくらいに感じました。
個人差はあるでしょうが、4や5はアスリート級の歯茎の持ち主でないと即血まみれになるでしょう。

いつも自分の買ったものを褒めたりけなしたりの私でも、さすがにジェットウォッシャードルツには惚れました。
みなさんも口内環境の改善をお考えなら、ジェットウォッシャードルツの導入を検討してみてください。

ビバ8020!!目指せ、ピンクな歯茎!!
美味しく食べられる、それが健康への第一歩だっ!!!

Panasonic ジェットウォッシャー ドルツ 白 EW-DJ61-W
by カエレバ

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