良いデザインを生み出すためには知識と経験があればイイ?

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クリエイティブな思考を保つためのたった一つの秘訣

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例えば「建築」は、あらゆるデザインの集合体だと思います。

建築物もさることながら、生活、仕事、家具、道具、人生などあらゆる「デザイン」が入り混じって成り立っています。
こんなことを改めて考えさせられたのは次の記事を読んだからです。

「知識」と「経験」の違いを見事に表現したイラストが物語る、クリエイティブ思考の本質とは?

ライフハッカーという、業界では大変な人気のサイトのようですが、上記記事の中で再三にわたり語られているのは

「断片的な知識を有機的につなげるために、経験を活かす」

ということであると読み取りました。

それによって
「オリジナリティが生み出される」と。

全くのゼロから何かを生み出すことはほぼ無理ですが、AとBを組み合わせてA+BとせずにCにするのがデザインなのではないかと。

ちょっと言っていることが抽象的すぎてアレですので、最近目に止まったナイスなデザインを例に取りながら見ていきたいと思います。

photo credit: www.alexcano.com via photopin cc

佐藤オオキ氏が率いるデザインオフィスnendoが手がけた文具

先日NHKのプロフェッショナルでも取り上げられていた佐藤ナオキ氏デザインの文房具。

デザインオフィスnendo

いわゆる文具を佐藤ナオキ氏の「知識」と「経験」を組み合わせたところ、ありきたりな文房具に新鮮さや驚きが生み出されています。

素直に、カッコイイな、と思ってしまいます。

▼特にナイスデザインだと思ったのは、定規とデスクトレーです。
satonaoki
定規は目盛りの文字の色を白と黒のツートーンにしただけ。

デスクトレーに至っては、文房具が散らばらないように枠で囲っただけ。

それだけなのに、新しい価値観を作り出すことに成功している。

これぞまさに、「知識」を「経験」によってつなぎあわせて出来上がった「デザイン」と言えます。

▼ペンケースも佐藤ナオキ氏の手にかかると、この通り
pen
バナナの皮をむくようにして使うペンケースです。

コクヨからも同じようなペンケースが出ていますが、同じペンケースでもここまで彫刻的な美しさが表現できてしまうんですね。

ちなみにコクヨのペンケースは実は私も愛用してまして、佐藤ナオキ氏のペンケースのようにお高くないので気軽に入手できます。

結構使っている人が多くて、講習会などに参加すると机の上にチラホラと同じペンケースを見かけます。
もし買うなら、他の人が買わなさそうな色を選ぶといいかもしれません(笑)

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廃材はデザインの宝庫?

お次はこんな記事。

デザインという名のマジック。廃材がこんな魅力的なアイテムに生まれ変わるんだね

廃材を利用したナイスなデザインのコンテストがあったようです。

これもまた、デザイングッズ好きにはたまらない、見ているだけでワクワクしてくるアイデアばかりです。

グランプリも見た目と使い方のギャップが活かしてますが、私が気に入ったのは、捨てられてしまう靴底を集めて玄関マットにしてしまうというアイデア。
sole
踏みつけにされるのが宿命である玄関マットが、足跡の集合体で出来ているというシュールさに痺れます。

「こんなの誰でも思いつくよ」っていうレベルと紙一重なのに、デザインを突き詰めて一生懸命でないと決して到達できない境地。

だからこそ、「知識」だけでもダメで「経験」だけでも良いデザインには辿りつけなんだなってことがわかります。

発想の転換と簡単には言えますが、そうそう容易いものではないのです。

動きをビジュアライズすることの楽しさ

最後はこちら。

“注ぐ”をデザイン!? 人間工学を応用した新しいティーポット「RIDGE」

ridge
いわゆる「急須」ですが、これもほんのちょっと着眼点を変えるだけで、使いやすくなりしかもカッコ良くなったパターンの代表例です。

普通の急須は把手が真上で円弧を描いていますが、その把手の取り付け位置を少しだけ注ぎ口と反対の位置へずらす。

それだけで、お茶を注ぐときの力の入り方に不自然さが無くなり、ビジュアル的にも変化が生まれています。

毎日使うものだからこそ、使い勝手も良く、しかもカッコイイもの。

ちょっとした事ですが、こんな些細な事が心に安寧をもたらしてくれるわけです。

デザインとアイデアのまとめ

最初に紹介した記事の中にもありますが、スティーブ・ジョブズのこの言葉がやっぱりすべてを言い得ています。

クリエイティビティとは、何かと何かをつなぐことにすぎません。クリエイティブな人に、あることを達成できた理由を聞いたなら、きっとわずかな罪悪感を感じるでしょう。なぜなら、それを本当にやったのは彼ら自身ではなく、彼らはそれらをつなぎ合わせただけにすぎないのだから

「良いデザイン」と一言で片付けてしまうには恐れ多いほどの数多のプロセスが、「経験」による「知識」の組み合わせ作業に込められているんですね。

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