もう悩まない!KindleとKindle Fireの違い

Kindleアイキャッチ

Amazonの電子書籍リーダーであるKindleと、これまたAmazon発のタブレットである、KindleFire。

どちらも大変お得な価格設定で、どっちのKindleにしようかと悩んでいる方も多いことかと思います。

そこで、KindleとKindleFireの決定的な違いなどを検証し、それぞれのKindleがどんな人に相応しいのか考えました。

Fireタブレットに関する最新記事はこちらです↓

徹底比較!FireHD8タブレット(2016)とFire7(2015)、買うならこっちだ!

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Kindleは読書を愛する人のためのデバイス

Kindle外観

Kindleは「テキスト」を最大限活かすことが出来る

Amazonで売られている電子書籍リーダー、Kindle。

Amazonのサイトを見ていると、KindleとKindleFireが同じように並べられていますが、まず最初にしっかり理解しておかなければいけないのが、Fireが付かない方のKindle、強いて言えば無印Kindleとでも言いましょうか。

こちらはあくまで「電子書籍リーダー」であるという認識をしっかり持つ必要があります。

タブレットのようにも見えますが、スマホやiPad、その他アンドロイドタブレットを触ったことのある方なら、そのユーザーインターフェースの違いがはっきりわかると思います。

スマホ系のデバイスをいじったことがない方なら、「スマホやタブレットとは全く違う別物」と認識する必要があります。

例えが適切かは微妙ですが、KindleとKindleFireは、テレビとラジオくらい違うと思うと良いでしょう。

KindleもWi-Fiもしくは3G回線によって、ネットに接続でき、「体験版」と銘打たれたウェブブラウザを利用して様々なサイトを閲覧することも「可能」です。



しかし、それはあくまでおまけであって、Kindleはとにかく「読書」専門、少々広い意味でお伝えすると「テキストを読むためのデバイス」と言い換えることが出来ます。

通信は本をダウンロードするためだけにあるもの、と考えるべきです。

Kindleの仕様を知ると、読書専用マシンであることがわかる

Kindle 表示比較

上の画像はKindleの性能を端的に表したものです。

上から



・テキストの画面表示は、印刷物のような自然な見え方

・カラーディスプレイではない(iPad miniとの比較)

・片手で、しかも親指と人差し指でつまむように持てる軽さ

Kindleの魅力はズバリ、「文字・テキスト」の見やすさと、圧倒的な「軽さ」です。

それに加えて、6980円という価格。

Amazonはもともとデバイスの販売利益で儲けようとしていないので、端末は安くなっています。

Kindleの文字が見やすいのは「e-ink」という技術のお陰です。詳しくはAmazonのサイト等でご確認いただければいいのですが、この表示方式がほとんど電力を消費しないという優れた技術です。

Kindleの仕様

電力を消費しないということは、省エネで結構、では終わらずに

「電池を小さく出来る」

ことが、本体の軽量化を促進できているのです。

Kindleの実物を触るとよく分かりますが、外装は金属でなく樹脂製、画面も樹脂製です。

スマホやタブレットは大抵の製品が、躯体は金属、画面はガラスですからどうしても重くなります。

しかもカラーディスプレイは電気を食うので、電池も大きくしなければなりません。

合わせて、Kindleは読書中はネットワークに接続して通信している必要がなく、これも省電力に繋がり軽量化に良い影響を与えているのです。

▼Kindle、KindleFire、iPad miniの重さ比較

Kindle重さ比較

上の2つはKindleとKindleFire、下は左が文庫本で、右がiPad mini2です。

Kindleが文庫本1冊程度の軽さであることがよく分かります。ちなみにこの文庫本は379ページあり、薄いペラっとした文庫本というわけではありません。

KindleFireも数あるタブレットの中では軽量ですが、100g違うとずっしりさ加減が全然違います。

軽い軽いと言われているiPad mini2も、Kindleと比べると140gも重く、片手でずっと持っているのは正直ツライです。

Kindleの欠点も押さえておく

Kindleの最大のメリットは、軽さと安さ。

ではデメリットはというと、画面の解像度と暗い場所では見えないこと、くらいでしょう。

ただ、画面解像度もiPad mini2等の高精細なディスプレイに慣れてしまっていると差を感じるだけで、ギザギザが目立って見難い、というレベルではありません。

あくまで比べるとちょっと、ということです。

また、暗い場所で見えないのは紙の本も一緒です

暗い場所では本を読まないか、照明で明るくするかですから、特に画面がくらいことが違和感には繋がりません。

スマホやiPad miniが暗いところでも認識できるのは、画面の後ろ側からバックライトが照らしているからで、逆に目の疲れの原因ともなります。

Kindleで読書していて、iPad miniでの読書と決定的に違うのが、「目の疲れにくさ」です。

バックライトにはブルーライトが含まれており、目の疲労感を増大させます。

どうしても暗いところでも読みやすくしたいのなら、Kindle Paperwhiteをチョイスするといいでしょう。

Kindle Paperwhiteはしかもバックライトではなく、明かりが紙面を照らすかのように、画面の表側から明るくしてくれるので目の疲れも少なくて済みます。

Kindleのデメリットも、結局は考え方によってはメリットとも取れます。

約7000円で持ち運べる本棚が手に入ると思うと、読書好きにとっては無くてはならない存在となります。

KindleFireは入門用お手軽タブレット

KindleFireの特徴、メリット

KindleFire外観

KindleFire端末を買うのは初めてでしたので、最新でしかも片手で持てる大きさのKindleFire HD6をチョイスしました。

スマホでは画面が小さいけれど、iPad miniもちょっと持て余す大きさだな、ということでその間を埋める微妙にちょうどいいサイズです。



かつては、iPad miniが登場した時に、iPadでは大きいけどiPod touchでは小さすぎるというわがままを解決してくれていましたが、人間の慣れとは怖いものです。

KindleFire HD6の細かいスペックはこれまたAmazonで確認していただくとして、最初に心配したのが画面解像度です。

数値的に見ると、最新のものよりも劣っているように思えますが、これがなかなかキレイな発色でまったく不足はありません。

▼KindleFire 解像度比較

KindleFire解像度
Fire HD 6タブレット 解像度比較

6インチと7インチでは画素数が同じで画面の大きさが違うので、1インチあたりの密度はHD6の方が当然高くなるので、精細感はアップします。

ちなみにiPad mini2(または3)の解像度は1インチあたり326ピクセルです。

▼iPad miniたちの解像度比較

iPad mini解像度
アップルストア:iPad miniを比較する

ただ、初代iPad miniの解像度は163ppi(ピクセルパーインチ)でして、KindleFireHD6の解像度は252ppiですから、これには完全に勝っています。



しかも値段を比較しても、同じ16GBでは、KindleFireが13800円、iPad miniが26800円ですから、画素数と金額だけという乱暴な比較ですが、KindleFireのコストパフォーマンスの一端を垣間見ることが出来ます。

ところでKindleFire同士のスペックを見てみると、HD6とHD7では重さも約50gも違います。

小型タブレットは手で持って寝ながらウェブを閲覧したり、本を読んだりが醍醐味ですから、重さについてはシビアに考えるべきです。

HD画質のKindleFireを買うなら、片手でラクに握れて軽いHD6が断然オススメです。

▼片手で悠々と持てるサイズ感は絶妙

KindleFire片手で持つ

重さの比較として、文庫本が軽いのはKindleの項目で書きましたが、ハードカバーの単行本がどのくらいの重さか、意外と知りません。



せっかくなので、蔵書の中から2冊ほど計量してみました。

▼ハードカバー単行本とKindleFireHD6の重さ

KindleFireと単行本重さ比較

こうして比較するとハードカバー単行本は結構重さがあることが分かります。

ただ、単行本は片手では基本的には持ちませんので単純比較は出来ないにしても、持ち運びのことを考えるとKindleFireの軽さが断然際立ちます。

KindleFireHDの大きなメリットをもう一つ挙げるとすると、「コストパフォーマンスが素晴らしく高い」という点です。

これはKindleの説明でもお伝えしたように、Amazonは端末で儲けようとせず、KindleFireを使って買い物や読書、アプリのダウンロードをしてもらって儲けようという作戦です。



ですから、かなりの性能のタブレットを驚くべき低価格で提供しているのです。

安いだけなら怪しい中国製のタブレットも多く出回っていますが、



・Amazonブランドの信頼性

・Amazonの手厚いサポートという安心感

・Kindle本のコンテンツの充実



といった精神的安心感も手に入れられるのは、KindleFireHDだけ、と言っても過言ではないでしょう。

さらに、Amazonブランドならではのメリットとしては、クラウドストレージの充実が挙げられます。

Kindle本やKindleアプリの保管は無制限、KindleFireHDで撮影した写真の保存も無制限です。



本やアプリが何度でもダウンロードできるのはアップルも同じですが、写真を際限なく保存できるのはありがたいですね。

また、自分のオリジナルデータも5GBまでクラウドストレージに保存できますから、8GBのKindleFireHDを買ったとしても、13GBの容量を持っていると言い換えることもできます。

KindleFireの欠点は?

KindleFireHDの大いなる魅力を上で語りましたが、人によっては欠点となってしまうポイントもあります。

これらを踏まえておけば、買ってからビックリ、想像と違った、ということが避けられると思います。

最大のポイントは対応アプリが多くはないということです。

KindleのOS(基本ソフト)はグーグルのアンドロイドを基本としてKindle用にカスタマイズされたOSが搭載されています。

それ故に、根本はアンドロイドなのですが、インストールして使うことが出来るアプリはAmazonが「使って良し」としたアプリでなくてはならず、アンドロイド用のアプリなら何でも使えるわけではありません。

▼Kindle公式サイトの利用可能アプリの例

KindleFireアプリ

フェイスブックやツイッターのアプリはありますが、グーグル系のメールや地図、ユーチューブのアプリが実はありません。

KindleFireHDでアプリを検索すると、グーグルのアプリっぽいアイコンが出ては来るのですが、これが実は全部グーグル製のアプリではありません。

この辺り、スマホやPCでGmailやグーグルマップに慣れている人にとっては、不便さが感じられるでしょう。

ユーチューブをどうしても見たい人は、ブラウザからなら見られますので一安心です。

また、ソーシャルゲーム好きの方には必須となっている「パズルでドラゴンなアレ」も出来ないようです。

私はどうでもいいのですが、どうやらKindleFireHDの新型の予告では「パズルで・・なアレ」がアプリの一覧に合ったようなんです。

ただ、実際に発売されてみるとこっそり一覧から「パズでドラなやつ」が消されていて、一部の人は怒っているようです。

対応アプリが多いほど、タブレットを楽しむ幅も広がるのですが、この部分はやはりAmazonとしては、Amazonのコンテンツで楽しんで欲しいのでしょう、広がりを見せる気配がありません。



一部マニアたちの間では、システムをコチョコチョといじって、非公式アプリも使えるようにして楽しんでいるようですが、いわゆる自己責任ウンヌンという話になるので、ここでは割愛します。

KindleとKindleFire、買うべき人はこんな人

Kindleを買うと幸せになれるのはこんな人

・活字中毒・テキスト命、な人

・PCやタブレットを使って文字を読むと目がとても疲れてしまう人

・Amazonプライム会員の人

・蔵書の処理に困っている人

上記に当てはまるのなら、Kindle(電子書籍リーダー)を買うと確実に幸せになれます。

Kindleは圧倒的に文字が読みやすいです。実物をみてもらうと分かりますが、印刷された紙のようにしっとりとした印象で、ディスプレイとは思えません。

画面の反射も少ないので、屋外でもストレス無く読めます。

プルーライトを発していないので、目に優しく、長時間の読書でも紙の本を読んでいるのと疲れ具合は同じです。

Amazonプライム会員の人は、Kindleを持っていると、毎月1冊好きな本を無料で読めます。(細かい規定があるものの、イメージとしては無料で本を1冊借りて読み、返却するまで次は読めない、といった具合です)

紙の本が増えて増えて困っている人にとって、Kindleは画期的なデバイスとなり得ます。6980円で数千冊の本が収納できる本棚が手に入る、ということも出来ます。

Kindleは日本の電子書籍サービスでは、抜群のコンテンツ量を誇っていますから、Kindleで手に入る本ならば、古書店等に引き取ってもらっても読みたいときにダウンロードすれば良いのです。(再購入するお金はかかります・・・)



どうしても本を置く場所がなく処分したい場合は、Kindle1台で相当量のスペースをキレイに片付けられるというわけです。虫干しをしたり、腰を痛めたりといったストレスともおさらばできます。

▼ちなみに仕事なんかのワードデータやPDFデータもメールでKindleに転送することで閲覧することができます。

Kindleパーソナルドキュメント

ウェブブラウザ機能はあくまでおまけですが、ちょっとニュースを見るくらいなら平気です。

ネットや動画は二の次、読書が大好きだっていう方は、Kindleを手に入れると確実に幸せになれます。

暗いところでも読みたいよ、って方は、より高性能なタイプも有りますよ!!

KindleFireを買うと幸せになれるのはこんな人

KindleFireHDを買うと幸せになれるのはこんな人たちです。

・Amazon命。月に数万円はAmazonで買い物をしちゃう。

・当然、Amazonプライム会員である

・読書もするけど、ウェブも動画もといろいろ欲張りたい

・とにかく安くタブレットというものを手に入れたい、タブレット初心者

やはりKindleFireHDの凄さは、性能と価格のギャップ、すなわちコストパフォーマンスの高さです。

上の性能比較では画面解像度の違いをお伝えしましたが、Kindle、KindleFireHD、iPad mini2の画質を比較してみても、KindleFireHDの画質が劣っているようには全然思えません。

▼Kindle、KindleFireHD、iPad mini2の画質比較 その1(クリックすると大きな画像が見られます)

KindleiPad mini画像比較

Kindleでも、カラーでこそないものの、漫画もしっかり読めます。KindleFireHDは、iPad miniやiPadと勝るとも劣らない解像度、輝度、コントラストを実現しています。

(iPad miniやipad、KindleFireHDの画面の明るさは最大にしています)

▼KindleFireHDとiPad mini2の画質比較 その2

KindleFireHD画質比較岩の様子

ページ左下の岩の描写の比較ですが、ここまで拡大するとやはりiPad mini2の方が精細感があります。しかし、解像度の数値の差ほどはビハインドは感じませんし、18000円もの価格差があることを考えるとKindleFireHDのコストパフォーマンスは抜群です。

だって、もう一つKindleFireHD6が買える計算になりますので。

汎用のアンドロイドアプリがまだまだ正式対応していないという部分が気にならなければ、これほどメリットの有るデバイスはそうそうありません。

アプリも、毎日1つ無料アプリがダウンロードできるので、毎日こまめにチェックすれば、500円くらいのアプリも無料でダウンロードでき、お得さ倍増です。

つまり、目的がある程度絞り込めるユーザーか、タブレットを買っても使うかどうかわからないけど試してみたい、という人にとってドンピシャのタブレットであるということです。

コンテンツにどうしてもお金を掛けたくないのなら、アプリは毎日の無料アプリを、本は版権切れの名作を読むと、デバイスだけのコストで、当分の間コンテンツ不足に悩まされることはありまえせん。

夏目漱石と芥川龍之介を全部読むだけでもかなり楽しめます!!

わたしは、テキストはKindleで、動画と漫画はKindleFireHDで、と使い分けています。

用途、目的をしっかりさせれば、これほど安く、高性能なデバイスは他にないと言えます。

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