メルカリ・ヤフオクで高く売るコツ:撮影ボックスを使おう

撮影ボックスタイトル

不用品の処分で便利なのが、ヤフオクやメルカリです。

メルカリは、アクティブユーザー数でヤフオクを抜いたとか抜かないとか活況の様子ですが、いずれの場合も購入にあたっては実物を見ずに買うか買わないかを決めます。

つまり、写真の良し悪しに高く売れるか売れないかが大きく左右されるということです。

そこで、せっかく売るなら少しでも高く売るために撮影ボックスを使うとこんなに写真が変わるんだよ、というお話をしたいと思います。


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ヤフオク・メルカリで高く売るコツは写真にあり

ヤフオクもメルカリも、写真の良し悪し、わかりやすさで売れるか売れないか、売れるとしてもより高く売れるかが変わってきます。

実物が見られないのですから、説明文と写真を参考にするしかなく、中古品なら特に写真を参考にするのは当たり前です。

スマホでサクッと撮影するのももちろん良いんですが、撮影ボックスを使って写真を撮ると「誠実さ」も伝わります。
わざわざ背景を用意して写真を撮ってくれる人なら、取引も安心できそうな気がしますよね。

悪い例1:床において、適当に撮影
撮影ボックスガンダム裏

ガンダムが裏返しですし、床において撮っているので足まで写り込んでます。

これは最悪の例ですが、床において撮ると自分の頭が天井の照明の影になったりして、ひどい写真になる可能性が高いです。

悪い例2:背景が汚い
撮影ボックスガンダム背景あり

かなりガンダムが見やすいですが、背景がマンガの本棚で、雑然としています。

ガンダムが商品なのに、背景の弱虫ペダルが気になります。
こういう写真からも、撮影した人の適当さがわかってしまいます。

良い例:撮影ボックスで照明を併用して撮る
撮影ボックスガンダム良い例

背景が黒と白に分かれてしまいましたが、ガンダムにしっかり照明が当たり質感がよくわかります。

ソフビ素材で、白い部分が変色してしまっていることまでわかっちゃいます。

また、余計なものが写っていないので品物に集中できます。
きれいな写真だと、買おうと思っている人の購買意欲をそそる効果もありそうですし、出品者の誠実そうな人柄も伝わります。

サイズにもよりますが、70センチ角のタイプでも5000円弱と決して高くない投資ですから、メルカリやヤフオクで少しでも高く売りたいのであれば、まずは撮影ボックスをゲットするのは最早鉄則とも言えるでしょう。

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撮影ボックスと一緒にあるとさらに捗るグッズ

撮影ボックスはなるべく大きい方が良い

この記事でご紹介しているフォトボックスは縦横高さ70センチの結構大きなタイプです。

「そんなに大きくなくても」とお思いのあなた、使ってみると「もうちょっと大きい方が良かったな」ということはよくあります。
私も実は2回も買い替えました。

撮影する対象がそれほど大きくないから、やや小振りの撮影ボックスを選びがちですが、撮影するときは全体が写るようにすると結構引きになります。
そうすると、撮影ボックスの両サイドも写ってくるので写真がガチャガチャしてきます。

あとで写真をトリミングする作業も結構面倒だったりするんですよね。

大は小を兼ねる、設置する場所があるなら大きい撮影ボックスの方が結局使い勝手が良いのです。

特に、この記事の撮影ボックスは、平らに畳んで家具の隙間に入れておけるようなタイプなので、収納時はほとんど邪魔になりませんから良いですね。
撮影ボックス畳んだ

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照明も安くて良いので揃えたい

撮影ボックス照明

自然光でも良いんですが、照明があると写真が俄然良くなります。

かと言って、プロのスタジオにあるようなすごい機材はいりません。
上の写真のように、普通の電気スタンドとクリップランプがあれば十分ですね。

さすがに70センチの撮影ボックスだとちょっと非力かもしれませんが、工夫次第で何とかなります。
大きな照明機材を揃えると、逆にそっちが場所を取りますので。

デスクライトで、ランプの部分が回転して側面を照らせるタイプだとボックスの際に寄せて使えるので便利です。

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クリップランプは本当に安いものでOK。ランプは省エネで熱くならないLEDで決まりでしょう。
照明器具とLED電球の口金のサイズが合っているかは、よく確認しておきましょう。

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ついでにディフューザーもあると良いかもしれません。カメラのストロボ用なので、うまく装着できるかは要注意です。

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背景布のシワを取るスチーマーは便利です

撮影ボックススチーマー

撮影ボックスには大抵背景の布が付いてますが、最初は折りたたまれているのでどうしてもシワが付いています。

そのままでも、ただ写真を撮るだけよりも全然キレイですが、どうせならそのシワも延ばしたほうがやはりキレイさが違います。
アイロンがあればもちろん、それでも良いのですが、アイロン台を出したりいろいろ面倒ですよね。

そこで最近流行っているスチーマーがラクでいいです。
色々なメーカーが出してますが、安くてわりとしっかりシワが伸びるスチーマーを私は使ってます。
Amazonでも評判が良いですし、普段の衣類のシワ伸ばしやニオイ取りにも使えるので、一つあるととっても便利ですよ。

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作業効率が上がる、折りたたみ作業台もオススメ

撮影ボックス作業台

70センチタイプの撮影ボックスを乗せても、まだ両サイドにかなりの余裕がでる作業台は、本当に便利です。
しかも折りたたみなので、これも使わないときは畳んで隙間にインできます。

これも実に用途は幅が広く、室内での作業はもちろん、アウトドアのテーブルにもなりますし、日曜大工の作業台にもピッタリ。
軽いのに頑丈で、見た目を気にしなければ書斎机のように使っても良いかもしれませんよ。

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撮影ボックスで写真を撮るときのちょっとしたポイント

最後に、普段私が撮影するときに気をつけてるポイントを2点、ご紹介します。

フラッシュを使わず、照明を2方向から当てて、寄って撮る

撮影ボックス お手本1

上の写真は、一応お手本です。
もちろん、素人レベルという意味で、プロからしたらツッコミどころ満載かもしませんが被写体の様子が分かりやすい状態に撮れています。

細かいテクニックは山ほどあって、それこそカタログに載せるような写真ということになるとまた話は変わってきますが、あくまでメルカリ・ヤフオクでより好印象を与えられるかどうかというのが目的なので十分です。

自然光だけで撮ると、下の写真のようになりますが午前中ならまだしも、夕方くらいになると光がオレンジ色を帯びてくるのでやはり照明は必須です。

撮影ボックス自然光

照明ありと比べると、立体感が乏しいですね。
ここで手を抜かないのが、あとあと響いてくるというわけです。

で、いちばんダメなのはフラッシュをつかうこと。
下の写真のように、のっぺら、しかも背景に影が写るという2重苦に陥ります。

撮影ボックスフラッシュ

ついでにいうと、三脚を使って、2秒タイマーやリモコンを併用することで手ブレを抑制するとなお良いと思います。

奥行きのあるものは、絞りの調整をしっかりと

スマホやお手軽タイプのコンパクトデジタルカメラで撮影するときは、絞りの調整なんて全く気にしないと思います。

でも、せっかく撮影ボックスを使ってきれいな写真を撮ってやろうということなので、絞りの調整にも気を配りたいところ。
下に、絞りをそれぞれ2.8、8、11、で撮影した写真を並べてみます。

撮影ボックス絞り2

撮影ボックス絞り8

撮影ボックス絞り11

絞り2.8の写真は、ガンダムの頭にピントが合っていて足の方はかなりボケてます。
料理の写真なんかだと奥のほうがボケていたりすると良い感じですが、メルカリ・ヤフオクで使う写真となると、しっかり被写体の様子がわからないと意味がないですね。
絞り11までくると、ガンダムの足までしっかり写ってます。

品物にもよりますが、どうしても奥行きが出るような写真になる場合は、絞りを調整することで見せたい部分までしっかりと撮影できるということです。

こだわり始めると、いいカメラが欲しくなってきたりしますが、まずは撮影ボックスを調達して背景に邪魔されない見栄えの良い写真の撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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