瀬戸芸の思い出復活!懸賞に当選した話し。

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瀬戸内海からお荷物到着

setokensyo keshi

大寒波到来のさなか、ポストに思いがけない荷物が入っていました。

最近オークションなどでちまちましたものを買っているので、おしゃれな人が瀬戸芸の封筒で荷物を送ってきたのかと思いきや、本当に瀬戸芸すなわち瀬戸内国際芸術祭の事務局からの荷物でした。

出したことさえ忘れていた、懸賞に当選したようなのです!!しかも、夫婦で応募して、二人共当選するという奇蹟!!

たまにありますよね、こういうラッキーって。

瀬戸内国際芸術祭事務局からのおしゃれなプレゼント

瀬戸芸トートバッグ

一つ目は、瀬戸内国際芸術祭オリジナルトートバッグ。
A4がすっぽり入る結構ゆとりのあるトートバッグで、普段のお買い物にもピッタリです。

とりあえず開けるのがもったいないので、しばらくはニヤニヤ眺める予定ですが、瀬戸内海をデザインしたであろうプリントが素敵です。

金毘羅狗1

二つ目は何やら箱に入っています。

ワクワクしつつ開けてみると・・・

金毘羅狗2

金毘羅狗の置物(あえてフィギュアと呼びます!)ではありませんか。

凛々しいお顔のぶち模様のワンちゃんが、首に荷物をくくりつけられています。

同封されていた解説書によると

金毘羅狗3

江戸時代に金毘羅様にお参りしようにもなかなか遠くて行かれない人が、犬に代わりに行ってもらったことから転じて、幸せをもたらす象徴となったということです。

こちらのサイトにも詳しく載ってます。

金比羅宮-こんぴら狗

「こんぴら狗」

江戸時代、庶民は旅行を禁止されていましたが、神仏への参拝の場合はその限りではありませんでした。

数ある神社仏閣のなかでも、伊勢神宮への参拝の旅は特別で、庶民にとって一生に一度の夢であり、「お伊勢参り」と言われました。

それに並び「丸金か京六か」と言われ、讃岐の金毘羅大権現(今の金刀比羅宮)と、京都六条の東西本願寺への参拝の旅も人生の一大イベントでした。

当時、江戸を中心とした東日本の各地からこれらの社寺への参拝の旅は大変なことで、当人に代わって旅慣れた人が代理で参拝に行くことがありました。これを「代参」と言いました。

旅を途中で諦めることにした人が、道中で知り合った旅人に旅費と初穂料(お賽銭)を託し代参してもらうこともあったようです。

金毘羅大権現への代参で有名なのが森石松です。清水次郎長(山本長五郎)の代わりに参拝し、預かった刀を奉納したと伝えられています。

実は、代参をしたのは“人”だけではなかったのです。「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた犬が、飼い主の代参をすることもあったのです。

袋には、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入っていました。

犬は、旅人から旅人へと連れられ、街道筋の人々に世話をされ、目的地にたどり着いたのです。

金毘羅大権現へたどり着いた犬も、そんなのどかな風習により、立派に務めを果たしたのでしょう。この「こんぴら参り」の代参をした犬は、特に「こんぴら狗」と呼ばれたのです

なんとも実にありがたいフィギュアを頂いてしまいました。

せっかくなので、もっと他の角度のお姿もご覧いただきたいと思います。

金毘羅狗4

金毘羅狗5

長旅にも弱音を吐かないであろう、強い意志を感じさせます。

我が家には神棚がないので、かわりに飾り棚にいる先輩クロネコたちと一緒に見守ってもらうことにしました。

金毘羅狗6

なかなか、絵になってます。

アートに触れて、瀬戸内の島や海を満喫し、さらにはお土産までもらえてしまうという、素晴らしいイベントである瀬戸内国際芸術祭。

次の開催でも、きっと必死でスタンプラリーのスタンプを集めて、新たなお土産をゲットしたいと決意しました。

四国からわざわざやってきてくれた金毘羅狗によって、我が家にも平和や幸せが訪れることでしょう。次の懸賞も当たりますように(気が早すぎる)

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