社会人が働きながら資格試験に合格するための公式

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試験合格のための公式は「合格=環境+(効率x積み重ね)」である

いきなり、合格のための公式などと大それた事を言いますが、結構当てはまるのではないかと思います。

働きながら資格試験の勉強をするとなると、勉強に専念できる高校生や大学生とはやり方が全然違ってきます。
仕事をこなさなければ生きていけないので、蔑ろには出来ません。

しっかり仕事をしつつ、資格も出来れば一発で取りたい。

そんな願望を叶えるために私が実践したことを紹介したいと思います。

当然、頭の回転がキレキレでつまらない努力をしないで試験を突破する天才肌の人もいますので、そういう人にはなんの役にも立ちませんし、そういう人ほど自分のスタイルがあると思います。

この記事は、フツウの人がどういう取り組みをしたかという記録で、しかも誰にでも当てはまるとも思っていません。
ただ、なにかの参考になれば、という程度のものです。

資格試験勉強のための勉強する環境を整える

上記の公式に登場する環境というのは、「試験勉強に集中するための環境づくり」という意味です。
環境づくりには大きく分けて2つの要素があると考えています。

道具を揃えて、ストレスのない環境を作る

1つ目は道具の整備です。
これについては別記事にまとめましたので、ご確認ください。
試験合格のための勉強効率アップグッズ

勉強に集中するために外部環境をコントロールする

2つ目の外部環境のコントロールは、自分の意志でコントロールできるものと、他人の協力が必要な物があります。
まずは自分でコントロールできるもの、というよりしなければならないもの。

テレビ、インターネット、ゲーム、ソーシャルネットワークなどの制限(禁止)が挙げられます。
テレビも見ないし、ネットもゲームもしないという人は、他に読書だったりスポーツだったりと打ち込んでいるものがあるのだと思いますが、とにかくそれらに割いている時間を勉強に当てる。

言い換えれば、試験に自身を持って臨むために犠牲にするものを決めるということです。

私なりの勉強開始から検定当日までのタイムスケジュールも別記事にまとめますが、約半年の間、わずか6ヶ月だけ、いままで楽しんでいたものをちょっと我慢するだけです。

頭の良い人なら、3ヶ月もあればいいのかもしれませんが、私は半年コツコツとやりました。

試験範囲は建築基準法と関係規定だけですが、試験を終えてみて、この試験は一夜漬けではなかなか難しいと感じたので、6ヶ月間頑張ってよかっと思っています。

とにかく、試験に合格すれば好きなだけ遊べますので、ちょっとの間我慢すればいいのです。

しかも全部を遮断する必要はなく、1日に1時間とか、5回とか制限する程度でいいと思いますし、すべてゼロにしてしまっては、かえってストレスになります。

自分以外の協力というのは、職場と家庭です。

職場では自分が受験生であることはこの試験を受ける人の職場であれば自明のことのはずなので、ある程度の協力を得られるはずです。

そんな生温いことは無理だ、という人は、他に手を考えるしかありません。

自宅では、学習環境構築のために家族の協力が必要不可欠です。

独身であれば、最大の敵は自分しかいませんから、誰にも迷惑はかけません。

奥さん(ご主人)や親、兄弟、子供、孫がいる方は、試験までの間は旅行やレジャーを控えなければならないことを宣告しましょう。

また、自分の勉強部屋や書斎がある人ばかりではないはずなので、周りの人の行動で気が散ることもしばしばだと思います。

テレビやゲームをするときはヘッドホンを利用してもらう、休日は自分を残して外出してもらう、などの協力が不可欠となってきます。

家族と同居されている方は、家族の協力無しには合格は難しいと言えますので、頑張ってわかってもらえるようにしましょう。

効率よく勉強する

合格のための公式では効率と積み重ねが乗算となっています。

効率とは言うまでもなく、勉強の効率のことです。

つまり、効率よく勉強すれば、足し算ではなく、掛け算でどんどん合格に近づいていくという意味です。

効率の良し悪しも、人それぞれだとは思いますが、私の場合はiPod touchのタイマー(もちろん、スマートホンやキッチンタイマーでも構いません)を利用して、一問あたりの解答時間を決めたり、基準法を30分読むというように管理しました。

ただ、建築基準法を調べていると幾つもの条文に渡るような場合もありますので、調べる内容によっては調べきるまで時間無制限で調べることもありました。

また、5択問題は1問あたり5分で解答しなければなりません。
逆に、5分あれば1問解答できるので、細切れの時間を有効利用できるよう、過去問なんかを小さめコピーして持っておくといいと思います。

同時期に勉強していた仲間は、スマホに過去問を取り込んで、通勤時間に解いているという人もいましたが、それもいいと思います。

ただし、取り込むのに多くの時間を割くのは本末転倒です。
たくさん取り込んで勉強した気になるのは危険ですから、本質をよく考えなくてはなりません。

社会人であれば、試験勉強だけやっていれば良いわけではないので、時間の使い方、つまり効率を最大限にするのが合格への近道であると思います。

やると決めた日から、勉強しない日を作らない

公式に「積み重ね」とありますが、これは言い換えると「1日5分でも必ず勉強する。勉強しない日を作らない」という意味合いです。

かなり偉そうな言い方ですし、私も半年間必ず毎日勉強したかというと、やはり疲れて寝てしまったり、気分が乗らない時はサボったりしました。

でも、そういう時には合格後の自分を想像し、そのためにはどうしなければいけないか出来る限り自分を鼓舞してテンションを高めるように心がけました。

3日、1週間、1ヶ月と徐々に積み上げていけば、毎日勉強することは苦痛で無くなってきます。

しかも、高校生の時のように永遠にも思えるほどずっと勉強し続けなければならないわけではなく、試験の日が決まっていて、そこに向けて勉強していけばいいので、ずいぶんと気が楽です。

私の感覚では、8月末の試験に向けて、4月スタートでは遅いと思っています。

スロースタートで良いので、3月、できれば2月から徐々に取り組んでいくと、それこそ「積み重ね」になっていき、「効率」と掛け合わさって、試験直前の1週間は慌てずに体調管理に集中できるようになります。

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