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フルグラの800gタイプを買い足すたび、というほどでは無いにしても、ちょくちょくプレゼントキャンペーンに出くわします。
で、今回のキャンペーンではなんと、いままでの傾向を圧倒的に覆す暴挙、というかむしろ自分との闘いとしか解釈できない、「じゃがいも+大風呂敷」という想像を絶する商品です。
カルビーだから、売るほどある(というか加工して売っている)じゃがいもの大量在庫処分と思えなくもない今回のキャンペーン、早速どんなものなのか、好き勝手に考察します。
カルビー大収穫祭2014というのが、今回のキャンペーンの正式名称
Calbee大収穫祭2014画像はCalbee公式サイトより
今回のフルグラキャンペーンの正式名称は、「Calbee大収穫祭2014」と言うようです。
よくよく応募要領なんかを読んでいると、今回はフルグラに限ったキャンペーンではなく、Calbee商品とジャパンフリトレー商品が対象になっているようです。
にしても、大収穫祭と銘打つくらいなので、もっと「ようやくこんなに採れましたわ、お代官様」と自信を持って報告できるくらいの、数々の新鮮な農産物をプレゼントしてくれてもよかろうに。
よりによって、「じゃがいも3kg+大風呂敷」。
その証拠に、公式サイトでは、じゃがいもがひっきりなしに「噴火」しています。
ちょっとウザいくらい、はじけ飛んでます。
で、じゃがいも3キロですよ、3キロ。これがこのたび、5万人に当たるんです。
5万カケル3キロ=15万キロ。
トンにすると、150トンですよ、150トン。
トントントントンヒノノニトンで運ぶと、75台分に相当する量のじゃがいもです。
きっと、Calbeeのキャンペーン史上、もっともでんぷん質が多く、もっとも送料がかかるキャンペーンなのではないでしょうか。
ヒノノニトンって何?と気になって仕方がない方は、▼の動画をご覧ください。
でもって、さらに、じゃかいも3キロでは飽きたらず、大風呂敷と自分で言ってしまう、まさに大風呂敷を広げてしまう始末、まさに鬼畜の所業です。
しかもこの風呂敷、命の次に大切な消費者様にプレゼントするってのに、なななんと、化学繊維で出来てやがるのです。!!
▼ポリエステル製って、威張るんでない!!
風呂敷といえばやっぱり、絹でしょ、絹。絹はすなわち、シルク。
それくらい頑張って欲しかったな、Calbeeには。
だって、フルグラって結構お高いのよ。
「正絹の風呂敷を開くと、フルグラ800gが2袋入っている」、なんてプレゼントだったら、素敵やん?
大収穫祭2014の公式サイトで風呂敷の包み方が学べるよ
風呂敷の素材に散々クレームを付けましたが、風呂敷のデザインも、野菜ですよ野菜。
しかもネーミングが、
「ぽてぷろしき、あっぷろしき、とうもろしき」
とすでにダジャレなのかもわからない迷走ぶり。
きっと女子力高めのイケイケOLが企画したのでしょう。
なおかつ、「今、チマタでは風呂敷の便利さが見直されてるのよ、あたしって、マジ温故知新すぎて愛されキャラなオンナ」というセリフも聞こえてきそうな、風呂敷の包み方の動画まで、公式サイトに掲載されてしまっています。
▼風呂敷の包み方講座。
「ぽてぷろしき、あっぷろしき、とうもろしき」と、口にするのもはばかられるダジャレ風呂敷のデザインを活かした包み方もさることながら、「日本風呂敷協会」という、なんとも仰々しい名前の団体まで登場するではありませんか。
他にも便利な包み方をご教示頂けるとのことで、リンクをたどってみると
▼日本風呂敷協会のサイト
日本風呂敷協会公式サイトより
たらい回しやんけ!!
オジサン怒るよ、ほんとに。
風呂敷協会が包み方教ておくれよ!!
っていうか、最初っから宮井株式会社にリンク貼ってよ、まったく。
大人げなく怒るのもムリはありません。
ちなみに、宮井株式会社のサイトで、めでたくいろいろな包み方を知ることが出来ます。
▼宮井株式会社公式サイトより
宮井株式会社公式サイトより
「あらやだ、風呂敷って便利そうね」と思ったそこのあなた、風呂敷のトリコになる素養が豊富です。
宮井株式会社のサイトでは、包み方だけでなく、風呂敷の歴史や素材ごとのお手入れの情報なんかもありますので、興味のある方は覗いてみると良いでしょう。
大収穫祭2014のプレゼントは結局おいくら位の品物なのか
上の宮井株式会社の素材紹介のページでは、絹が最高級品で、綿、レーヨン、ポリエステルの順に紹介されています。
やっぱり、ポリエステル製の風呂敷って、安物なんじゃなかろうか・・・。
ってことで、じゃがいもと風呂敷の値段を調べました。
本当に、下世話です。下世話過ぎます。オゲレツと言ってもイイくらいです。
まず、じゃがいもは品種がわからない。
で、いろいろ調べたところ、ポテチ用のじゃがいもは生食用でなく、加工用のじゃがいもなんだそうだ。
一方、プレゼントでもらえるはずのじゃがいもは、さすがに加工用じゃなくて生食用でしょ。
すると、馬鈴薯とか、メークインとか、インカのめざめとかが思い浮かびます。
インカのめざめは高級品種のようなので、あいだをとってメークインということにすると、10kgで2000円位なので、3kgで700円ということにします。
(楽天で適当に調べました。)
次に風呂敷はというと、先ほどの宮井株式会社はショッピングも可能なので調べてみると、ポリエステル製の「大風呂敷」(本当にこういう呼び方なんだそうだ)の値段は、いちばんお得なもので1500円程です。
▼宮井株式会社でのポリエステル製大風呂敷のお値段
ダジャレ代として少々割増になるとして、風呂敷は2000円位とします。
あとは送料ですが、例えばクロネコヤマトの80サイズ5kgまでの荷物を関東から関西に送ると1080円かかります。
(プレゼントの応募先の郵便番号が359-8770となっていて、これはCalbee専用の番号です。最初の3桁359は埼玉県の所沢市を表しているので、関東発ということにしました)
企業間の大口取引かなんかで、800円位になるとして、じゃがいもと風呂敷と送料を合計すると、700+2000+800=3500円となりまして、こうしてみると結構な金額です。
これを5万人にプレゼントするんですから、3500x5万で、なんと総額1億7500万円という結果になりました。
するとどうでしょう。
なんか急に、良い物がもらえるような気になってきました。
こういうキャンペーンて、メチャクチャお金がかかっているということがよく分かりました。
つまるところ、大収穫祭2014に応募するのか、しないのか
ええ、応募しますよ、しますとも。
もうハガキだって、書きました。
平成17年のかもめ~るを利用してやりましたよ。
ちゃんと、増税分の2円切手も貼りました。
「御中」だって、忘れやしませんよ。
常識人ぶりを猛烈アピールします。
こういうキャンペーンの場合、専用郵便番号があるので宛名書きが楽で仕方ありません。
でも、一筆入魂、字が下手であっても、可能な限り丁寧に、「アタリますように」と念を込めながら書きます。
▼で、裏面。
裏面も可能な限り、丁寧に、かつシンプルでわかりやすい構成を心がけます。
目立つように縁取りしたり、絵を描いたり、オベンチャラを書き込んだりは一切なし。
殺るか殺られるかの真剣勝負です。
年齢は「才」ではなくあえて「歳」と書きます。
希望コースは、じゃがいも風呂敷だと、じゃがいもだらけになってしまうし、リンゴでも芸がないので、きっと一番人気であろう「とうもろしき」に挑みます。
フルグラ800gの応募券は21点で、2点で1口、ハガキ1枚で10口まで応募できるので、1点余ってしまいますが、Calbeeに1点分の気合が伝わることでしょう。
また、今回の大収穫祭2014キャンペーンは、締め切りが5回あります。
▼大収穫祭2014の締切日一覧
懸賞に応募する際の自分なりの約束事として
・ハガキは気合を入れて丁寧に書く
・締め切り3日前にポストに投函する
を守ると、比較的当たりやすいかも、という雰囲気、らしい、はず、なので今回は10月16日にポストに投函する予定です。
まあただのおまじない程度ですが、過去記事のフルグラキャンペーンで当たった時も同じようにしたので、もしまた当たるようなことがあれば、ご報告したいと思います。
カルビーのフルグラをインテリアに変えてしまう便利グッズはコレ
みなさんも、応募券があるようなら、「大風呂敷」を広げちゃいましょう!!