LINEクリエイターズスタンプ販売承認から2週間、で、どうなの?

ねこネコまみれスタンパーズ1013
Stampers ランキングチェックツールより

スタンプクリエーターのみなさま、いかがお過ごしでしょうか。
スタンプの製作は捗っていますか??

もうすでにスタンプが販売中の方、これから一攫千金を目指して製作中の方にとって、多少は役に立つであろう、「スタンプ販売承認から2週間でこうなった」という情報をお伝えしたいと思います。

今後のスタンプ作成の参考になること請け合いですので、とくとご覧あれ。

スポンサーリンク

LINEクリエイターズスタンプ販売開始から2週間のランキング推移

めでたくLINEクリエイターズスタンプが販売承認されてから、この記事を作成するまでで、クリエイターズスタンプの中での人気ランキングを調べてみました。

とりあえずわかっているだけで、3つのランキングチェックツールがありましたので、ドドンと恥を偲んでおっぴろげたいと思います。

▼スタリコでの「ねこネコまみれ」ランキング推移表(最高941位だと?)
ねこネコまみれ1013スタリコ推移表

▼スタリコでの「ねこネコまみれ」ランキング推移グラフ
ねこネコまみれ1013スタリコ推移グラフ

▼LINEスタンプランキングチェッカーでの順位
ランキングチェッカーねこネコまみれ1013

▼スタンパーズでのランキングチェック
ねこネコまみれスタンパーズ1013

スタリコ
LINEスタンプランキングチェッカー
スタンパーズランキングチェックツール

以上より、チェックするサイトにより多少のばらつきはありますが、我が「ねこネコまみれ」は大体3000位前後であるということが分かりました。

毎日増え続けるクリエイターズスタンプですが、現時点で2万はあるらしく、2万の中で3000位というと、偏差値で表すと大体60位になります。

そう言われると、なんかちょっとまあまあの位置に付けてるんじゃないかと思ってしまいますが、ところがどっこい、LINEクリエイターズスタンプスタンプ界では、偏差値が70位じゃないと「稼ぐ」というレベルに達していないんです。

どうしてそんなことが言えるか、それはここから下に続く記事を読むと分かります。

1回だけ3桁ランキングに入ったというだけで、喜んでいてはダメなんですね、トホホ・・・。

LINEクリエイターズスタンプ販売開始から2週間でこれだけ売れました!!

neko_pinchi

そんなにピンチって言う程でもないのですが、「よっしゃー」って程でもないのが正直なところ。
と、うだうだ言ってないで、売上グラフをドバっとご開陳。

▼販売開始の9月25日から9月30まで(最高732円/日)
LINEクリエイターズスタンプ売上グラフ9月02

9月は6日間で、分配金は2694円でした!!
10月10日に9月分の分配金のお知らせというメールがLINEから届きました。

▼LINEから届く「分配金確定」メール
分配金確定メール9月分

神々しい、分配金申請画面であらせられる
LINEクリエイターズスタンプ分配金申請

実際に頂けるのは10.21%(100万円以下の部分)の源泉所得税を除いた分となります。
つまり、2419円となりました。
この金額が10000円に到達するまで、麗しき「振込申請」ボタンは押せません・・・。

▼源泉所得税については、Q&Aに記載されています。
LINEクリエイターズスタンプ源泉所得税
源泉所得税はかかりますか?

ということは、源泉所得税が差っ引かれた残金が10000円とならなければ振込申請が出来ないということです。
すなわち、1万円に10.21%を上乗せした、10000x1.1021=11021円が分配されなくてはなりません。

これを、スタンプ1個あたり50円で割ると、11021/50=220.42となりまして、221個のスタンプが売れないことには「振込申請」という名のステキなボタンをクリック出来ないわけです。

10000円÷50円/個で200個か!という単純計算は成り立たないわけです。
世の中そんなに甘くないのであります。

それと、法人は源泉所得税はかからないんですね。こういった税制にはとんと疎いものでして。
まあ、法人税とかなんやかんや、いろいろあるのでしょう。

そしてそんな私に追い打ちを掛ける現状は、10月のスタンプ売上状況です。

▼飛ぶ鳥が、落ちるどころか涼しい顔で飛び去っていく切なさいっぱいの現状
LINEクリエイターズスタンプ売上グラフ10月

なんと販売個数う0個という寂しい日も発生しておりまして、この記事を書いている時点の分配予定が2643円となっております。
初動の6日間と、10月に入ってからの約2週間の売上がほぼ同数、ということはこのままでは10000円の壁は遥かなる絶壁として立ちはだかることになります。

よくよく考えると、分配金10000円に達成しない場合は、それまでの売上をLINEにただただ献上しているだけの小作農民となり下がるわけです。
やっぱりシステムを使う側より、作る側のほうが偉いのは世の常なんですね。
くっそぉぉ、地主になりてぇぇっ!!

と、落ち込んでいる暇はありません。
次なる作戦を考えなくれはならないのです!!

LINEクリエイターズスタンプで分配金を確保するために今後どうするか?

せっかく販売承認されたLINEクリエイターズスタンプも、このままではどんどん新しく承認されるスタンプに飲み込まれていき、LINEの養分となることが確定してしまいます。

それだけは避けたいので、次なる手を打たなければなりません。

LINEクリエイターズスタンプを宣伝する

まず考えられるのは、「広告」です。
損して得取れ、投資がなければ回収もままならないのはわかっていますが、なにせ遊び半分で作ったスタンプで稼ごうっていうんですから、広告に投資なんてしたくない。

でも、人気の「スタンパーズ」では、広告枠がメチャクチャ人気で、速攻売り切れになっている模様です。

▼スタンパーズの広告出稿概要です。 スタンパーズメインビジュアル広告

▼広告枠発売と同時に、一気に売れてしまうのであろうと思われます。

スタンパーズメインビジュアル広告売り切れ
スタンパーズ広告掲載のページより

スタンパーズのトップ画面で、でかでかと表示される広告は、2週間で2万円です。
想定インプレッション数が約8万とされていて、メチャクチャ皮算用で計算するとして、8万ビューのうち1%がスタンプ購入につながると、800個のスタンプが売れることとなり、800個x50円=40000円となり、2万円の投資もらくらく回収して、奇跡のボタン「振込申請」をドヤ顔でクリックできるわけです。

うーーーむ、食指が動く、しかしいつも広告枠は売り切れ。
悩む、困る、どうしよう。

自分のスタンプがメディアに取り上げられるかも

広告以外では、有名人が使ってくれるとか、たまたま何かのメディアに取り上げられるという可能性もゼロではないですが、はっきり言って宝くじに当たるようなものです。
これを期待して作るようじゃ、全く的はずれですし、スタンプ制作を楽しめません。

あとできることと言ったら、それはもう「楽しみながら作り続ける」しか無いでしょう。

スタンプ承認の時に書いた記事でも簡単にまとめましたが、人気クリエーターのみなさんも、最初から「お金」目当てで始めたわけではなく、あくまでユーザーのことを第一に考えて練りに練ったスタンプが、結果売れたということですから、私のような素人が太刀打ち出来るはずなど無いんです。

LINEクリエイターズスタンプ一発承認!さあ、どれだけ売れるか?

諦めるのはまだ早い!「アニメーションスタンプ」に今から取り組むのだ!!

6月12日にLINE公式ブログで発表された、「アニメーションスタンプ」

まだ、LINE公式スタンプか商用スタンプしか出回っていませんが、これがクリエイターズスタンプにも門戸が開かれるのは時間の問題ではないかと思います。
そして、スタンプショップを見てもわかるように、アニメーションスタンプは「200円」です。

▼LINEアニメーションスタンプは100円じゃなく、200円!!
LINE動くスタンプ200えん
LINE ワイワイ★ハロウィン

つまり、動かないスタンプの2倍の金額ですから、「2倍」儲かる訳です。
これは取り組まない手はありません。

しかし、アニメーションは手間がかかるということも、避けて通れない現実です。
LINE公式ブログに載っていたGif画像を、サクッと解析するとその手間ひまさ加減がよく分かります。

▼キラキラうさぎのアニメーションスタンプ
キラキラうさぎ

動くスタンプがLINEに登場!表現豊かなアニメーションスタンプでトークを楽しもう♪

これをダウンロードして、Gifアニメを作るソフトに放り込むと・・・

▼キラキラうさぎのアニメーションは、実は13コマもある
LINE動くスタンプ13コマ

また、おなじLINE公式ブログにある、投げキッスのアニメーションスタンプはというと・・・

▼投げキッスのアニメーションスタンプ
動く投げキッス

動くスタンプがLINEに登場!表現豊かなアニメーションスタンプでトークを楽しもう♪

▼投げキッスアニメーションスタンプは、23コマもあるのだよ!!!
LINE動くスタンプ23コマ

いかがでしょう、アニメーションスタンプは、普通のスタンプに比べてメチャクチャ手間がかかります。
逆に言うと、元ネタのアイデアを練り込み、できるだけアニメーションを作りやすい素材を考える必要があるわけです。
(giamのダウンロードは公式サイトからどうぞ。 Giam ダウンロードのページ

例えば、我が「ねこネコまみれ」スタンプの場合、ネコのしっぽだけがパタパタしているとか、耳だけが動いているとか、そんなネコらしさを表しやすい題材は、アニメーションを作りやすい(手間が少ない)と言えそうです。
でも、もっとネコの可愛らしらを表そうとすると、地面でゴロゴロ転がったり、ネコキャッチで虫を捕まえたりという仕草も欲しくなり、アニメーション作成が大変になります。

はっきり言って、アニメーションスタンプは動かないスタンプの2倍の労力どころではなく、もっと何倍もの労力と時間がかかりそうです。
でも、面倒なこと、大変なことは取り組む人が少ないので、先行者利益をガッツリ頂くことも可能になります。
またしてもジレンマが。悩むなあ。

LINEも、アニメーションスタンプが儲かるとなれば、そうそうすぐにはクリエイターズスタンプに開放しないかもしれませんし、それこそなんとも言えません。

趣味でアニメーションスタンプを作っておいて、あわよくば販売もしちゃう、くらいの気持ちで取り組んでおくのが精神衛生上よろしいのではないかと思います。

売れるスタンプを作るか、大変だけどアニメーションに挑むか、時は金なりで広告に投資するか、あなたならどうやってLINEクリエイターズスタンプを攻めますか????

とりあえず1個、アニメーションスタンプを作ってみたよ

最後に、すごーーくレベルが低いんですが、既存のスタンプを使って、アニメーションスタンプを作ってみました。

▼素材はこいつ。ルンバに乗っている憎たらしいネコさま。
neko_sigoto

この可愛さ余って憎さ百倍なねこ様を動かしたいと思います。

使ったソフトは超有名フリーお絵描きソフト「gimp2」と、Gifアニメーションソフト「Visual G++」です。
gimp2ダウンロードサイト
Visual G++ (Vectorにリンクしています)

お絵描きソフトとGifアニメーションソフトはフリーのものが山ほどあるので、気に入ったものを使ったら良いと思います。

で、今回のアニメーションは、ルンバネコをただ左から右に動かすだけ。
文字もちょっと変えてみましたが、スタンプ向きではないセリフなので、売り物にはならない感じです。
販売用とするなら、もっと実用的なセリフが相応しいでしょう。

▼地道にひとつひとつ、一コマ一コマ、こんな風に作るしかありません。
とおりますよ17コマ

これを順番通りに、「Visual G++」に放り込んで、プレビューでGif動画の様子をチェックします。

▼「Visual G++」での制作の様子
ビジュアルG++の画像

「Visual G++」はアニメーションの速度が調整できるので、便利かな、と思います。
納得行く出来栄えとなったなら、「Gifアニメ化」をクリックして、めでたくGifアニメの完成です。

▼20分程の作業で出来たのが、こんなアリサマです(笑)
torimasu_neko

こういう風に動かすだけなら、とても簡単ですね。
できればもっとコマ数を増やして滑らかにしたいところですが、とりあえず雰囲気は伝わると思います。
一応、文字も絵も、上下に多少ブレを出すことで、アナログチックに仕上げたつもりです。

もちろん、こんな単調な動きばかりのアニメーションスタンプでは、まったく売れないのは火を見るより明らかです。

この機会に、アニメのイロハも勉強しながら、楽しくスタンプ制作に取り組んでいくことにしましょう。

(動かない「ねこネコまみれ」もよろしくお願いします!!)

スポンサーリンク
関連コンテンツ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする