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オッサンの足元を快適に保つ、オッサンのための革靴風サンダル「オッサンダル」
まず、上の写真を見ていただきたい。
左右で違う靴に見えるが、実は片方はあの「オッサンダル」なのだ。
さあ、どちらが靴で、どちらがオッサンダルなのか、おわかりだろうか。
▼正解はこちら
正解は、右足がオッサンダルだ。
ところで、「あのオッサンダル」と言われて分かる人はいないはず、だって私が勝手に名付けたのだから。
もしかして、皆さんの頭に浮かんだオッサンダルは、ちょっと前に女子の間で流行った「グラディエーターサンダル」的な、編みこみサンダルかもしれない。
しかし、私のいうオッサンダルはあくまで、靴に見えるのだ。
この往生際の悪さ、それが「オッサンダル」が「オッサンダル」たる所以である。
オッサンダルを脱いでみると、ぱっと見では靴のようだが、かかと部分がほぼ無く、やはりサンダルである。
なぜこんなダサいものを履くかというとそれはズバリ、靴だと足が蒸れるからである。
オフィスで靴を履きっぱなしでは、ムレてムレてムレまくって、遅かれ早かれ水虫の餌食になってしまう。
足のムレは不快感を増幅させ、仕事の質にも影響を与える。
そこで、デスクの下ですぐ「OFF」できる、オッサンダルが必要なのである。
ちなみに「OFF」とは、▼のような状態を言う
つまり、脱いじゃうってことだ。
そしてムレ対策には5本指靴下は必須だが、世の中の先輩方は5本指靴下は水虫の人が履くものだと思い込んでいる方がいる。
しかし、私は水虫ではない。断じて、そのようなことはない。
とにかく、すぐOFFできて、さっと履けて、歩いている姿は靴を履いているようにしか見えない。
お茶を汲みに行ったり、トイレに行くときも、まるで常に靴を履いているかのように振る舞える。
身だしなみに気を使う、イカしたオッサンのお手本のような状態を装える。
これだけでも、オッサンダルの素晴らしさが伝わったに違いない。
オッサンダルはAmazonで買えるけど、きっと地元の靴屋でも売っている
オッサンダルは安いのに、意外とよく出来ている。
まず、靴底。
快適に歩けるようになっているビジネスシューズのような形状、素材で、実際歩きやすい。
また、永らく使っているとインソールがどんどんダメになってくるが、安いのにインソールが取り外し式になっている。
つまり、ダメになったら交換できるし、様々な機能を持ったインソールに変更することも出来るのだ。
そして、これは利点とも欠点とも言えるのだが、かかと部分がすこしだけ食いつきがある。
平べったいサンダルのようにかかとへの食いつきがゼロなのではなく、ちょっとだけ引っかかる、そうクロックスの可動式バンドをかかと側へ動かして履いた時のような、サンダルのなのに歩きやすい、そんな履き心地である。
靴べらは全く不要で履くことは可能で、すぐにOFFれるがすぐに履ける、本当に便利なのだ。
ただ、正直通気性は悪い。
だから、デスクの下でOFFらないと、結局靴を履いているのと同じことになる。
靴を履かなければならないのはわかってはいるが、いちいち靴べらでグリグリやるのも面倒だし、いかにもなメッシュサンダルはマヂ勘弁だという方にとって、まさに救世主のような存在、それがこの「オッサンダル」なのだ。
そしてこの「オッサンダル」はAmazonで買える。
「AIRWALKING Wilson」というブランド名からして、メチャクチャにバッタモン臭が漂っている。
ただ、Amazonでは正直ちょっと高い。
できれば、近所の靴屋で探してみて、それでも無かったらAmazonで買うと良いと思う。
私は近所の靴屋で税込み1990円だった。Amazonだと、2000円ちょっとでさらに送料もかかってしまうはずだ。
もちろん、履いてみてサイズ感を確かめるのは重要である。
ちなみに私の足のサイズはどうやら25.5のようで、このオッサンダルは「Lサイズ」でドンピシャだった。
LLを履いてみたらかなりブカブカだったので、参考にしてみて欲しい。
あまりにも快適すぎて、職場で履き替えたオッサンダルのまま帰宅してしまう、そんなシーンをしばしば演出してしまうであろうオッサンダルをぜひ試していただきたいものである。