星のや富士のレセプション(いわゆる最初の受付棟)を訪れチェックインを済ますと、おもむろに七つ道具を渡されます。
ただでさえ、星のや富士についてワクワクしているところに、のっけから「こいつらを使って思う存分楽しんでね」といったノリでグッズを渡されたらテンションは最高潮に!
そんな星のや富士を満喫するための七つ道具をご紹介しちゃいます。
この記事での内容はオープン間もない時期のものなので、星のや富士がどんどん成熟していくにつれ、グッズの内容はきっと変わっていくでしょうが、私の体験した七つ道具について書いていこうと思います。
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星のや富士七つ道具はこんな感じです
星のや富士の七つ道具は、ざっとこんな様子です。
中には、七つ道具に含まれないものも幾つか含まれますが、そのあたりの詳細は読んでいくとわかります。
ちなみに、Glampという、グランピング専門雑誌で星のや富士が特集されていたのですが、そこに乗っていたのは次のような七つ道具でした。
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よく見るとカッコいい折りたたみ式の椅子がありますが、これは実際に貸してもらった七つ道具には入っていませんでした。
まあ、これも入れちゃうと「8つ道具」になってしまいますし、フロントのおみやげコーナーで売ってましたが、4800円となかなか高級な椅子でした。
Amazonでも売ってます。
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ADIRONDACK アディロンダック
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おそらく、写真の見栄え上一緒に写しただけなのだと思います。
ということで、気を取り直して七つ道具の詳細に迫ります。
星のや富士七つ道具その1、リュックサック
キャビン棟などのある山の麓にあるレセプションを最初に訪れると、壁一面に掛けられたリュックサックたちがお出迎えしてくれます。
チェックインの手続きをしていると、おもむろにメニュー表のようなものを手渡されます。
壁面に掛かっていないものも含め、星のや富士に滞在している間に貸してもらえる七つ道具を入れるためのリュックサックを選ぶという、イベントがいきなり発生するわけです。
写真でわかるように、普通のリュックサックタイプから、ワンショルダータイプやリュックサックでなくショルダーバッグのタイプも有ります。
色もたくさん。
写真が撮れなかったのですが、子供用のかわいいリュックサックもありました。
まずはリュックサックたちの中から、色と形を選んで、キャビン等へと出発です。
私たちは、緑と黄色で、形が違うタイプを選びました。
リュックサックの上からだけでなく、横からも荷物が取り出せる気の利いた作りです。
ファスナーに付いているキーホルダーがさり気なく星のや富士仕様。
こういうの、好きです。
七つ道具を入れるだけでなく、スマホとかカメラとか、必要そうなものを入れてクラウドテラスに繰り出しましょう!
基本、現金は使わないので、財布などの貴重品はキャビンの金庫に入れておけば安心です。
星のや富士七つ道具その2、星のや富士エリアマップ
お次の七つ道具は、星のや富士エリアマップです。
レセプションから、キャビンが立ち並ぶ山の中腹まで星のや富士特製ジープで送ってもらうと、あとは自由。
星のや富士スタッフからどこに何があるかの詳しい説明はなく、このエリアマップを見ながら、いろいろと探索するという仕組みです。
両面印刷で、レセプションからライブラリーカフェまでの全体図と、キャビンの部屋番号がわかる拡大図と、2種類のマップが掲載されています。
星のや富士は施設全体が斜面を上手に使った計画になっているので、基本、階段で登り降りしますので結構大変です。
まあ、それが星のや富士の魅力の一つでもありますが。
食事やアクティビティの集合場所など、どこに行けば良いのかはこのマップでしっかり確認して、出掛けましょう!!
星のや富士七つ道具その3、ヘッドランプ
夕暮れから夜にかけて、星のや富士の施設内を歩き回るのに必須の装備、それがこのヘッドランプです。
snow peakというアウトドアブランドの「ゆきほたる」というかわいらしい名前がついたヘッドランプですが、明るさはかなりのもの。
夜間の明かりは必要最低限に抑えられ、キャンプ気分を盛り上げる趣向なので、このヘッドランプをしっかり身につけて、夕食に出かけたり、焚き火を見ながらのんびり過ごせる焚き火ラウンジに出掛けましょう。
頭に巻くのがちょっと、という方でも、首からぶら下げるもよし、ベルトから吊るすもよし、好きなように明かりを確保すればいいと思います。
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星のや富士七つ道具その4、双眼鏡
お次は双眼鏡。
クラウドテラスで野鳥を見つけたり、キャビンから見える富士山を大きくしてみたり、といろいろ楽しめます。
ニコンのアキュロンという双眼鏡で、すごく視界が明るくてびっくりしました。
何やら、レンズのコーティングにこだわっているようで、1000円くらいの双眼鏡しか使ったことのない私にとってはちょっとした衝撃でした。
森の木々を何気なく見てみても、ピントのあっているところとそうでないところの立体感がすごくて、3D映像を見ているような感覚に。
私は密かにこの双眼鏡、買うことにしました。
白以外にも、オレンジやブルーなんかもあります。
何気ない景色も双眼鏡で見てみると、とても面白いですよ。
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ニコン 2013-04-30
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星のや富士七つ道具その5、ダウンブランケット
河口湖畔は標高が1000m以上あり、11月でもかなり冷える日もあります。
実際、このダウンブランケットにはかなりお世話になりました。
折りたたむと小さなポーチ程度の大きさですが、広げると腰回りにグルっと巻けるくらいの大きさがあります。
キャビンのバルコニーでぼんやり外を眺めたり、クラウドテラスでのんびりしている時も、膝になんとなく掛けてしまいます。
もも周りが暖かいと、じんわりリラックスできますね。
詳しいブランドをチェックし忘れるというミスを犯しましたが、おそらくイスカのダウンブランケットではないかと思います。
畳むときは、真ん中にあるポケットにどんどんブランケットを詰めていけばOK。
広げているときは、スマホを入れておくことが出来たりします。
収納ポーチが別途だと、失くしてしまいやすいので賢い作りだと思います。
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イスカ(ISUKA)
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星のや富士七つ道具その6、マット&ピロー
マットアンドピローもsnow peakブランドのものです。
クラウドテラスは当然野外なので、座る場所が平坦じゃなかったり、冷たかったり、雨や夜露で濡れていたりします。
そこでこのマットアンドピローを広げて、膨らませれば、しっかりた弾力のあるクッションに早変わり。
キャップをひねって2,3秒空気を吹き込めばすぐに膨らむのはすごいです。
酸欠で頭痛がするほどに空気を入れる必要が無い構造は素晴らしい。
ユニバーサルデザインな感じです。
マットアンドピローというだけあって、広げればマット、二つ折りにすればピローすなわち枕になります。
より快適にアウトドアを楽しむための便利グッズです。
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星のや富士七つ道具その7、オリジナルチーフ
七つ道具の最後は、星のやオリジナルチーフです。
パッと見では、木の切り株をモチーフにしたデザインのように見えます。
が、そこは星のや。
そんなありきたりなデザインなはずはありません。
広げてみると・・・
なんと、切り株に見えたのは富士山を表す等高線だったんですね。
手ぬぐいのような素材とカタチで、すそ野の先には星のや富士のある河口湖までデザインされています。
メチャクチャにイカしたデザインですね、コレ。
しかも、七つ道具の中で唯一、持って帰って良いアイテムなんです。
他のグッズはチェックアウトの時に正直に返却しましょう(笑)
そして、ここからは私のアイデアをご紹介。
このオリジナルチーフ、フロントでおみやげとして売っていたのですが、上げ底で富士山が立体的に現れるようにしていたんです。
そこから着想を得まして(ほぼパクリですが)、玄関先などの飾りとして利用する方法を考えました。
まず準備するのは、オリジナルチーフとひのきチップなどが入った、キャビンにあった入浴剤です。
オリジナルチーフを広げておき、入浴剤をこんな感じで輪ゴムで固定します。
もうおわかりですね。
これを、オリジナルチーフの下にいれ、富士山になーれとおまじないをかけながらカタチを整えます。
さらに、秋らしくモミジやどんぐりを置いてみると、なんと素敵なディスプレイになりました。
写真ではわかりませんが、ひのきのほのかな香りが玄関を満たし、通るたびに森林浴気分が味わえます。
我ながら、なかなか素晴らしいアイデアだと思います。
星のや富士から帰ってきたら、ぜひお試しください。
星のや富士七つ道具番外編
七つ道具には含まれないのですが、星のや富士で運良くゲットしたアイテムをご紹介。
まずは、開業記念のアルミボトル。七つ道具に紛れて、リュックに入ってました。
容量300mlのかわいいサイズです。
いつまでもらえるのかわかりませんが、半年後だと確実にもらえないことでしょう。
最初は2個とも黒だったんですが、お願いして一つを白に変えてもらいました。
こんなわがままを嫌な顔ひとつせず対応してくれるのが星のやクオリティ。
どんどん図々しくなっていく自分が怖いです。
それと、「森のなかで小腹がすいた時にどうぞ」という一言とともに頂いたのが、「森のビスコッティ」です。
ビスコッティとは、2度焼きの固いビスケットのことのようで、確かにしっかりとした歯応えのある、ザクザクと美味しいビスケットでした。
ただ、クラウドテラスにいると、ライブラリーカフェにあるお茶とお菓子のおかげで小腹がすくということがなく、旅から帰って自宅で食べました。
本当は、森のカフェでいただくコーヒーと共に食べると、さぞかし美味しいのでしょう。
そして、ちょっとしたサプライズなおみやげもいただきました。
グリーンの紙袋に入っています。
星のや富士オリジナルのシールで封がされています。
開けてみると、またしても星のや富士オリジナルのパッケージが見えてきます。
焦らせやがってと思いながら、開けてみると・・・
星のや富士オリジナルキーホルダーが入ってました!!
七つ道具ではないのですが、星のや富士に止まる人が必ず手にするものにルームキーがあります。
下の画像のキーホルダーです。
このルームキーのキーホルダーが星のや富士オリジナルのデザインで、カッコいいなあって思ってたんですねよ。
フロントのおみやげコーナーにも売ってないし、残念だなって思ってたところなんですよ。
これを帰り際にさりげなくどうぞ、とプレゼントしちゃう星のや富士の太っ腹ぶりに感動、感激、感極まり。
いまだに勿体無くて、キーホルダーを開封できてません。
バードコール(上の写真のどんぐりみたいなやつです。ひねると鳥の鳴き声のような音が出ます)も貰えたら最高だったのにな、とわがままに拍車がかかります。
ということで、星のや富士に到着した時から、星のや富士をあとにするギリギリのタイミングまで、ワクワクが止まらない星のや富士、一度行くと必ず、もう一度行きたくなってしまいます。
心はもう、星のやのトリコです。
次に行くときは、違うデザインのリュックを選び、自分の車のキーホルダーは星のや富士オリジナルキーホルダーに付け替えてからにしようかな、なんて妄想が止まりません。
残念なことに、いつになるかわからないんですけどね。
是非一度は、都合をつけて星のや富士を訪れてみることを強くオススメします。
この記事の写真を無断で転用するのはおやめください。
リンク先を記載しての転載もNGです。