建設関連や建築デザイン業界で働く人にオススメしたいアプリ10選
iosのアプリを実際にダウンロードして、建築・設計の仕事が捗りそうな便利アプリを10コ選んでみました。
入れておいて損はないアプリばかりですので、参考にしてください。
基本的にiPad miniで試しましたが、iPhoneでも利用可能なものばかりです。
残念ながら、アンドロイドでも同じアプリがあるかは未確認です。
なるべく無料のものをチョイスしましたので、試してみて合わなければ即削除でも良いと思います。
では、早速参りましょう。
photo credit: seier+seier via photopin cc
Evernote
言わずと知れた超便利アプリ、Evernote。
メモ、写真、レシート、名刺、なんでも放り込んでおいて後で検索して取り出して使うという発想。
それこそ、ネットで検索すればEvernoteの情報は膨大ですし、関連書籍も山ほどあります。
しかも、連携できるアプリも相当数あり、世の中がEvernoteを確実に必要としていることがわかります。
決して完璧に使いこなそうとはせず、とりあえずなんでも記録しておいて、「Evernoteにあるな」とだけ覚えておけば良いでしょう。
私の主な使い方は
・日経アーキテクチュア・プレミアムのメールをEvernoteに転送
・建築関係の気になったサイト、情報をEvernoteに転送(クリップ)
・ブログのネタを思いついたことをメモ
・読んだ本、見た映画の感想などを記録
・名刺を取り込む
といったところですが、あとは細々と放り込んでいます。
細かく分類し始めるとキリがないので、まずは使ってみることが大事です。
スマートホン、タブレット、パソコンと、様々な端末から利用でき、インターネットが繋がればブラウザ経由で自分のEvernoteにアクセスできる、とても頼りになる「2番めの脳」です。
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Dropbox
Dropboxも必ず入れておきたいアプリの一つです。
Evernoteと同じように、さまざまな端末からアクセスできる、ネット上のデータ保管場所です。
写真や容量が大きめの書籍データ、オフィス関連データなどを保管しておくのに向いています。
Evernoteが手帳なら、Dropboxはバッグや収納庫といったところでしょうか。
無料で利用できる容量は最初はやや少なく感じますが、アプリの連携や友人紹介などで追加容量をもらえますし、使い込みたい人は有料プランを利用すると良いでしょう。
似たようなサービスがたくさんありますが、Evernoteと同様に連携できるアプリの多さが魅力です。
ちなみに、下のアドレスから登録するとデータ容量を500M多く始められますので良かったらどうぞ。
https://db.tt/HaDKem4E
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DimensionX
このアプリは撮影した写真に寸法などをメモできる、建築関係者にはうってつけのアプリです。
このアプリは有料ですがたったの100円(掲載時点)ですから、躊躇なくダウンロード出来ます。
画像にあるように、家具や間取りの寸法を記録しておくことができ、手書きのメモよりも記憶を蘇らせやすくなっています。
当然寸法は自分で測らなければなりませんので、メジャーは持参してください(笑)
Evernoteに連携できますから、メモしてEvernoteに転送しておけば、一元管理できて便利です。
また、お施主さんにもこのアプリを利用してもらい、家具や家電の寸法をメモしてメールなどで送ってもらうというのも良いでしょう。
引っ越しで仏壇が仏間に入らないのは、大変気まずいですからね・・・。
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Markee
このアプリは写真に注釈や加工を施せるアプリです。
同じようなアプリが他にもありますが、高機能なのに無料というのが魅力です。
DimensionXは寸法をメモするのに便利でしたが、こちらは施工現場の写真を取り、「ここおかしい」などとメモして事務所や担当者に送るといった使い方が考えられます。
もちろんEvernoteやDropboxにも連携できるので、データの管理が簡単です。
Magic Plan
Magic Planも無料なのが不思議なほど高性能です。
部屋の中心に立ち、コーナー毎に撮影していくと、間取り図が正確な寸法で作成されるという大変不思議かつ便利なアプリです。
家具や家電は上に出てきたアプリでメモすれば良いですが、部屋全体を測るのは結構面倒です。
そこでこのMagic Planが活躍するというわけです。
使い込むには課金しなければなりませんが、無料の範囲で十分です。
最初の導入で、音声案内で使い方を教えてくれるのはマジ、ビビります。
当然、日本語です(笑)
設計だけなく、マンション購入や賃貸物件の情報記録としても大変役に立ちます。
「この間見に行った部屋、どんな大きさだったっけ」というストレスから解消され、しかも寸法も記録されるので家具がしっかり収まるかどうかもわかっちゃいます。
CamScanner
スキャナーアプリもたくさんありますが、私はこのCamScannerをオススメします。
スキャナーの解像度もよく、取り込んだ画像から文字を認識してくれるOCR機能も当然あります。
操作性も軽快で、デジカメ等で撮影した画像をこのCamScannerで読み込ませることもでき、便利です。
Evernote、Dropboxにも当然連携できますから、安心して活用できます。
有料アカウントにしないと保存容量は若干心許ないものの、大切なデータはDropboxに保存してしまえばいいので、適宜データを削除すれば良いでしょう。
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Bamboo Paper
Bamboo PaperはiPad用のアプリなので、残念ながらiPhoneでは利用できません。
Bamboo Paperは手書きのメモアプリですが、ちょっとしたメモでもキレイな見た目に仕上がるのでオススメです。
無料の範囲では使えるペンの種類は限られますが、それでもコピックで書いたような重ね塗り感が楽しめて、仕事だけでなく、お絵かきにも十分に利用できます。
某有名ネコ型ロボットを描いてみましたが、いかがですか。
下手くそながら、微妙に味わいのある仕上がりとなります。
絵が上手な人なら、課金してでもペンを揃えたくなってしまうことでしょう。
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Clever Memo
Clever MemoはEvernote専用の連携アプリでして、起動すると即座にメモ画面が立ち上がります。
Evernoteからでももちろんメモは作成できますが、一手間必要なので、こういった専用のアプリがあるとストレスフリーで作業が出来ます。
説明画像にあるように、無料なのに広告もなく大変快適に使用できます。
テキストのメモをとにかくサックリと書きたい場合には大活躍します。
ちなみに写真をEvernoteに速攻で送りたいときはfastever snapが便利です。
有料ですが、便利さを考えると破格ですので、良かったらどうぞ。
水平器
言わずと知れた、水平器(水準器)です。
有料のもの、無料のものと、たくさんの水平器(水準器)アプリが出回っています。
竣工した建物の床において、「水平だった・・・」とホッとするも良し。
カーテンレールやハンガーパイプに沿わせて「水平だった・・・」と安堵するも良し。
そんなに頻繁に出番はないかもしれませんが、いざというときに役に立ちます。
他にも色々あるので、お好きなモノをどうぞ。
123D Catch
123D Catchは簡易3Dスキャナーアプリです。
立体物の周りとぐるっと一周しながらどんどん写真を取り、またちょっと上からも写真をとり、それらの写真を合成して3Dデータに起こしてくれるという、素晴らしいアプリです。
基本的に無料で利用でき、高度に使い込みたい場合は課金するという仕組みです。
もちろんこれはお遊びに使ってもいいのですが、建築関係の方なら、作成した模型を撮影して3Dデータにしておくと便利です。
模型の実物をクライアントに見せられればそれが一番良いのですが、3Dデータにしておけば模型を常に持ち運ばなくて良くなります。
また、建築関係の展覧会等で撮影OKな場合、遠慮無く3Dスキャンしてしまっても良いでしょう。
パソコン用のソフトも用意されており、パソコン用ではデータの補正も可能です。
スキャンしたデータは、3Dプリンターを使えば立体造形物にしてしまうことも可能です。
ただし、上手にスキャンするのにはコツが必要ですから、まずは何度か練習してどんな風に撮影すればうまくいくか試してみてください。
また、画像データを3Dデータにするときは、結構時間がかかります。
それさえ踏まえておけば、仕事にも息抜きにも役立ちますから、ぜひ試してみてください。
なお、アプリの販売元のAutodeskでは、他にも3D関連の楽しげなアプリがたくさんありますから、興味のある方はダウンロードしてみてください。
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