Jot Touch with Pixelpointがスタイラスのスタンダードになるのか
画像出典:Adonit公式
Adonitの新型スタイラスペン、「Jot Touch with Pixelpoint」が発表、発売されています。
まだまだjot touch 4が現役バリバリで使えますが、スタイラスペンの技術も日進月歩、より「紙とペン」に近づき、追い越そうと開発が進んでいるようです。
ではJot Touch with Pixelpointは、どんなスタイラスペンなのか、調べました。
→納得の使い心地レビューはこちら
結局Jot Touch with Pixelpointを買っちまったが・・・
Jot Touch with Pixelpoint発売の裏には、AdonitとAdobeとの提携が絡んでいる
画像からもわかるように、画像編集のスタンダードであるAdobeと新興ベンチャーのAdonitが提携し、Adobeのクリエイティブクラウドに、サードパーティで初めて正式対応しました。
そこで第一弾として、AdobeのiPad用アプリ、「Line」「Sketch」を快適に使うためのツールである「Adobe Ink and Slide」を米国で発売しました。
日本では「Adobe Ink and Slide」は2014年末の発売となりますが、スタイラスペンだけは、先行して買うことが出来るようになっています。
スタイラスペンのデザインは違いますが、最大の特徴はそのペン先、Pixelpoint™テクノロジーにあります。
▼Adobe Ink and Slide
Adobe Ink and Slide
▼Jot Touch with Pixelpoint
Jot Touch with Pixelpoint
Jot Touch with Pixelpointを使ってみたいが、ちょっとお高い
画像からもわかるように、Jot Touch with Pixelpointのペン先は、Adonitのこだわりなのか、やっぱりゴム製ではありません。
やはり先行して販売中のjot touch scriptをより高精度にしたような感じなのでしょう。
jot touch scriptは、ペン先と実際の描画のズレがあり、あまり満足度が高まっていないようでした。
その辺りを確実に改善して、天下のAdobeとの提携にこぎつけたのでしょう。
ところでこのJot Touch with Pixelpoint、日本のAmazonでもすでに購入可能なんですが、いかんせんお高い。
jot touch 4も9000円から1万円位しますが、Jot Touch with Pixelpointは現状で13800円もします。
Adobe Ink and Slideが約200ドルするらしいので、妥当な金額とも言えますが、やっぱりちょっと高くて購入に二の足を踏んでしまいます。
jot touch 4とそんなに違うのか
jot touch 4を使っていてやや気になるのが、ペン先の円盤と画面が触れる度に発生するカチカチ音です。
これが、ワコムのintuos creative stylisに代表されるような、ゴム製のペン先を持つ製品のような静粛性があれば、欠点はほぼゼロになるな、と思っていました。
しかし、Jot Touch with Pixelpointも見れば見るほど、ゴムやシリコンのようなペン先ではなく、固めの樹脂のようです。
jot touch 4も使っていれば、実はあまりカチカチ音は気にならなくなりますが、静かな場所で他所様に迷惑がかからないようなら、なおありがたかったかな、と思います。
やっぱり一番の違いは、Adobeと提携したあとの製品ということで、Adobeのアプリでもっとも実力を発揮できるように設計されていることでしょう。
jot touch 4でも「Line」や「Sketch」と接続は可能でしたので、当然筆圧感知を利用した描画はできました。
ペンにあるボタンから便利なメニューを呼び出すことは不可能でしたので、「Line」や「Sketch」を徹底的に使い倒したいならJot Touch with Pixelpointが必要になってくるというわけですね。
Jot Touch with Pixelpointは買いか、待ちか
こんな人はJot Touch with Pixelpointを買うべき
- 筆圧感知機能のあるタッチペンをこれから買おうと思っている
- ペン先の視認性が良い、高性能なタッチペンが欲しい
- Adobe製品が三度のメシより大好き
- Adobeクリエイティブクラウドの有料会員だ
- 誰よりも早く新製品を試したい
- お金が捨てるほどある
こんな人はJot Touch with Pixelpointは年末まで購入待ち
- jot touch 4やワコムのintuos creative stylisを持っている
- Adobe漬けになるのが怖い
- お金が無い
結局のところ、私もjot touch 4を持っているので、今すぐの購入には踏みきれませんが、年末の「Ink and Slide」を目指して、「Ink and Slide」積立を実施していこうと考えています。
Slide部分は年末まで待つか、アメリカから輸入するかしかありませんが、Ink部分はすぐにでも買えるので、試したい方、Adobeの底力を実感したい人は、買うべきです。
(この記事を書いた後で、結局Jot Touch with Pixelpointを購入してレビューしました。よかったらどうぞ。結局Jot Touch with Pixelpointを買っちまったが・・・)
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