思い出いっぱいのHDDを手軽に再利用する便利なコンバーター

PCの買い替え等で、データのバックアップや移し替えの手間を省いてしまい、ついつい溜まっていくHDD。
セキュリティ上の問題や、昔とった写真や動画もあるので、捨てるのも憚られます。

そんなHDDたちをお手軽に再利用できるコンバーターがあったのでゲットしてみました。
最大で3台のHDDや光学ドライブ（いずれも内蔵タイプのものです）を接続でき、USB3.0対応だから転送速度も高速。
どんな具合だったか、ご紹介します。

この記事の目次

超お手軽HDDコンバーター。つなげてスイッチオンするだけ

買ったのはこれです。

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実際の箱の中身はこんな具合になってます。

長方形の平べったいパーツに、最大3台のHDDが装着できます。
本体、各種ケーブルの他にCDも付いていますが、これにはバックアップユーティリティーソフトが入っています。
詳細はこの次の見出しでご紹介します。

まずは本体部分。
パーツのコネクタ形状は以下の画像のようになっています。

3.5インチHDD用の端子には、光学ドライブなんかも接続できます。
ここにはSATA接続のものは当然接続できませんので、機器のコネクタ形状をよく確認しておく必要があります。

ところで、私の余っている、じゃなくて大切に保管しているHDDを2台つないでみると、こんな様子でした。

ちょうどフラットに収まるので、テーブルにそのまま平らに置けました。
スイッチを入れるとあっという間に認識して、懐かしの画像やデータたちと感動の再開。
マジで簡単です。

ついでに、スペックはこんな具合です。マニュアルを撮影したものです。

内蔵HDD用のケースなんかもありますが、これはもっと簡単に、気軽にHDDを利用したい人向けですね。

日常的にPC用のストレージとするには、さすがに裸のままだと心配です。
記録中にコネクタが外れたり、うっかり落下させてしまったり・・・。

様々なアクシデントが想定されますので、ちょっとデータを移動させたり、保管しておいたり。

そうです、データの保管、すなわちバックアップですね。
このHDDコンバーターの真骨頂はバックアップ機能にあるのです。

ワンタッチバックアップが優れもの

上の画像でもわかるように、本体の真ん中に「Backup」と書かれたボタンがあります。

もうみなさん、お分かりですね。
このボタンをポチッとするだけで、設定通りにバックアップをしてくれるんです。

添付のCDからソフトをインストールして、最初だけ設定が必要です。

①
最初に出てくる画面では、「Backup set」が赤信号になっていますね。設定が済んでいないため、バックアップボタンが使用できないことを表しています。

②
バックアップボタンを押した時にバックアップしたいフォルダを指定します。今回はテスト用で写真が数枚入ったフォルダだけを指定しました。実際の使用では、大切な文書や画像などのデータを入れてあるフォルダを指定することになります。

③
3番目の画像で赤く囲んである部分は、バックアップファイルを見える状態にするためのチェックです。バックアップファイルをうっかり消してしまわないように、バックアップしたデータは通常見えない設定がデフォルトになっているようで、いざというときに「Restore」モードを実行すれば、バックアップファイルが復旧されるという仕組みのようです。
私は見えていないのは気持ち悪いので、チェックを入れました。

④
ひと通りの設定を終えると、最初のステータス画面の赤信号が青信号になりました。これでバックアップボタンが使えるようになりました。

実際バックアップボタンを押すと即座にバックアップが始まらずに、一応確認を求めてくるので、OKをクリック。