子供向けなんかじゃない!元気のない大人こそ、「アナと雪の女王」を見て心を癒やせ!!
今さらではありますが、「アナと雪の女王」、ご覧になりましたか?
ディズニーのYouTube露出作戦もあり、「レリゴ~~~レリゴ~~~」または「ありの~~~ままの~~~」という歌を聞いたことはあるよ、って方も多いことでしょう。
実際、映画を見終わると少なからず口ずさんでいる人がいます。
そして、みんなにこやかに、明日への希望を胸に抱いて映画館を後にしているように見えます。
実際は私は、得も言われぬ充実感に満たされました。
元気のない人こそ、「アナと雪の女王」を見るべき理由をつまびらかにしたいと思います。
ちなみにストーリーの核心に触れる部分の記載、いわゆるネタバレはありませんので、ご安心を。
photo credit: Tom Gill. via photopin cc
YouTubeでメインテーマを予習してから映画を見れば、完全にハマれる
▲原題「Frozen」より「Let it go」(Idina Menzel)
▲「アナと雪の女王」より「Let it go」(松たか子)
「アナと雪の女王」のメインテーマだけを見た人は、映画の途中に歌が挿入されているんだな、と思うことでしょう。
それはある意味あっていますが、ある意味ちがいます。
というのは、「アナと雪の女王」はミュージカルアニメなので、そこだけに歌があるのではなく、基本的に全編歌いまくりです。
ストーリーを一生懸命追わなくとも、いろんな歌を楽しんじゃおうかな、という気分でいればいいでしょう。
それだけで、一気に映画に入り込めること、間違いありません。
そしてより楽しむために、YouTubeでメインテーマを予習しておきます。
私もこの曲のことしか知らず、あらすじや原作の予備知識も全く無しで見ましたが、このメインテーマのシーンでは自然と泣けきました。
泣けなければダメってことは全くありません。
ただ、心が弱っている人ほど、自分の境遇とエルサの心境を重ねあわせたりして、じんわり来てしまうと思います。
私の場合は、特に込み入った悩みもなくのほほんとしているので、ただ涙もろいだけなんですが。
この歌を映画館の素晴らしい音響で聞くだけで、ココロにまとわりつく不透明なベールが剥がれ落ちてしまうことでしょう。
字幕か吹き替えかで迷う必要なし。「吹き替え」でOK!
映画好きな方は役者のイメージを崩したくなくて、字幕を好む方が多いのですが、幸い「アナと雪の女王」はアニメです。
キャラの声は何でもいいのです。
元気をもらいに見に行くのであれば、できるだけストレスが少ないほうが良い。
だったら、吹き替えのほうが映画に没入できます。
さらにありがたいのが、ダブル主役の声優、神田沙也加と松たか子の歌がうまいこと。
ミュージカルアニメなので、演技力があり歌も上手くなければならないという、声優にとって結構ハードルが高い作品なのですが、2人の存在感、演技、歌、どれもスタンディングオベーションものです。
ちなみに「アナと雪の女王」は、英語も含め25カ国語で作成されているそうです。
この動画を見て思うのは、英語と日本語以外は歌い手の声質がとても似ていること。
日本語も、日本人だから違いがわかるのかもしれませんが、外国人からしたら、母国語以外は同じように聞こえるのかもしれませんね。
この辺りも、ディズニーのこだわりっぷりがよく伝わってきます。
というわけで、「アナと雪の女王」は吹き替え版でも全く問題なく楽しめるので、安心して吹き替え版を見てしまいましょう。
そして、神田正輝と松本幸四郎にも、ひそかに感謝しましょう(笑)
子供向けでもあり、大人向けでもある絶妙な仕掛けが盛り沢山
私が見に行った時は春休み期間中ということもあり、観客の7割が小中高校生といった客層でした。
最初は「もしかして、子供向け過ぎたら嫌だな」と思ったのですが、始まってしばらくしたらそれは杞憂だということがわかりました。
さすがディズニー、老若男女、洋の東西を問わず楽しめる作品となっています。
あるシーンでは大人たちが涙し、あるシーンでは子供たちの笑い声が響き、なんとアットホームで微笑ましい空気であることか。
子供たちにとってはかわいくて面白い映画であり、大人にとっては愛情や誠実、希望といったメッセージがちりばめられてる映画です。
誰が見ても楽しめるということは、意外と難しいことだと思うのですが、それをここまで完璧にやってのけるディズニーには、ただただ脱帽です。
帰宅してからも改めてYouTubeやサントラで、英気を養うべし
映画館で前向きな気持ちをゲットても、もしかしてまた挫けそうになるかもしれません。
そんなときは、またYouTubeでメインテーマを聞くも良し、CDや音楽データをダウンロードして聴きこんでも良いでしょう。
とくにオススメなのは、「Let it go」を就寝前と起床時に聞くことです。
穏やかに眠りにつき、やる気に満ちて目覚められる。
「アナと雪の女王」のサウンドトラックが全世界でバカ売れ中なのもよくわかります。
曲を聞けば映画の場面が思い浮かび、楽しい気持ちややる気に満ちた感情が呼び起こされることでしょう。
[amazonjs asin=”B00IKGF9JI” locale=”JP” title=”レット・イット・ゴー”]
[amazonjs asin=”B00IUEC8Y4″ locale=”JP” title=”アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック 【日本版】”]
[amazonjs asin=”4041107482″ locale=”JP” title=”ディズニー アナと雪の女王 ビジュアルガイド”]
[amazonjs asin=”B00J7BM8BM” locale=”JP” title=”アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック -デラックス・エディション- (2枚組ALBUM)”]
こんな人こそ「アナと雪の女王」を見るべきだ まとめ
この春からの新しい環境で上手くやっていけるか心配な人
私なんか存在している意味があるのと悩む人
なんかモヤモヤしていて、どうにか気分をスッキリさせたい人
ディズニーアニメの凄さをいまいち信用出来ない人
「アナと雪の女王」を見れば、自分の悩みなんてまだまだ小さいな、と思えるかもしれません。
地味にスゴイポイントとしては、会話や歌の発音とキャラクターの口の動きが合っていること。(字幕版に限りますが)
いわゆるアニメだと、キャラクターがしゃべっていても口がパクパク動いているだけで、「あ・い・う・え・お」と言った時の口の動きまでは再現しきれていません。
「アナと雪の女王」だと、CGアニメということもあり、発音と口の動きが完璧にシンクロしています。
そんなCG技術にも感心しつつ楽しめる「アナと雪の女王」。
大型連休明けに腑抜けになってしまわないためにも、元気をもらいに、見に行くのが超オススメです!!