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建築基準適合判定資格者検定当日までのタイムスケジュール

aiming photo credit: RazZziel via photopin cc

検定日までのスケジュール管理が合格の決め手

「日本の資格試験なんて、屁のカッパ(古い)」という天才肌の人以外は、やはり地道な積み重ねが必要だと思います。

建築基準適合判定資格者検定の勉強に取り掛かる時期から、いつどんな勉強をするのが効率的か、あくまで私が実践した内容ではありますが、多少の参考になるはずなので列挙していきたいと思います。

ちなみに私は日本ERIの建築基準適合判定資格者検定対策講座を受講しましたので、それが一番のペースメーカーになりました。
その点も踏まえて参考にしていただければと思います。

2月:試験の全貌を把握する。考査Aをポツポツ解いてみる

平成25年度の対策講座は、2月に最初のガイダンスがありました。
そこで、建築基準適合判定資格者検定の全体像について説明があります。

国交省のホームページを見ればおおよそのことがわかりますが、試験制度だけでなく、例年の合格率や出題の傾向などがだいたいわかります。

この時点では、午後の考査Bがとてつもない壁に感じられます。(初受検の場合)

午前は5択、午後は記述の試験であること、申し込みの時期、検定日などの重要日程の確認がポイントです。
まずは考査Aにどんな問題があるか、少しずつ解き始めます。

2月の時点では、土日だけ勉強するくらいでも良いと思います。
一点、早まってはいけないのは、法令集への線引を一級建築士試験の資料で行ってしまうことです。
検定の目的が違うので、建築士受験用の線引は忘れたほうがいいでしょう。

しっかり取り組み始めるのは3月からです。
(優秀な人はそれこそ7月からはじめても合格するようですが、私には全く実現不可能だと思いました。)

3月:考査Aの問題を毎日解く。土日は考査Bの木造を解く

3月から、勉強するクセをつけるために何とか時間を作り、自分を騙し、毎日1問でもいいので考査Aの5択問題を解いていきます。

詳しい勉強方法は別にまとめますが、答えが合っていればOK、という勉強ではダメだと思います。

選択肢一つ一つについて法令集を引き、ここで線を引いていくわけです。

線引きのルール、見出し付けのルールを最初に定めて、それに従って少しずつ検定仕様の法令集を作っていきます。(これも別途まとめます)

また、4月に考査Aの演習と考査Bの木造(計画1)があるので、考査Bも解いていきます。
考査Bはあまり短時間では勉強できないので、まとまった時間をとり、お手本をみながら何をどう解答すればいいのかを覚えるしかありません。

最初は全然時間が足りませんが、それでも時間を計りながら解く練習をすれば良いと思います。

4月:考査Aは継続。考査BのRC(計画2)を解き始める

3月にある程度は考査Aの様子がわかってきたはずなので、引き続きサボる日を極力なくして継続していきます。
法令集へ引かれる線が少しずつ増えていきます。

考査B対策は、RC(計画2)の解答の仕方を覚えていきます。
木造とは出題内容がだいぶ違うので、答え方も設問に合った記述にしなければなりません。
そして、最初は絶望的に時間不足に悩まされます。(少なくとも私はそうでした)

ただ、この時点ではあまり余計なことを考えずに、それこそ解答を丸写ししながら、答案の書き方を詰め込んでいきます。
それこそ、スポーツの基礎練習、いわゆる素振りを繰り返す時期に似ていると思います。

5月:検定の実施要項の情報に気を配る。考査Bは計画3(構造)を始める

例年5月に検定の実施要項が発表されていますので、5月の中旬頃から国交省のホームページをチェックしておきます。

平成25年度は例年より少し時期が早まったので、26年以降もどうなるかはその年次第なのではないでしょうか。いずれにしても情報収集は必要です。
申し込み期間も1週間程しかないので、うっかりしていると1年お預けとなってしまいます。

勉強の取り組みとしては、無勉強の日を作らないことをモットーに継続していきます。

考査Bの構造の問題に挑戦し始める時期でもあります。
構造が得意な人にとっては、恐らく簡単な部類なのだと思いますが、私には新たな外国語習得に挑戦しているような心境でした。

それこそ、計画3の勉強を4月くらいからやっておくべきだったか、とも考えましたができるだけ勉強時間を確保するようにして、基礎から固めていくことを重視しました。

一夜漬けのような対策では、実際の試験で、ちょっとひねった問題が出たらお手上げになってしまうと思ったからです。
実際にここ2年は、構造の出題にちょっとひねりが加えられています。
見る人が見れば本質は同じだよ、というのですが、それがなかなかどうして簡単なようには全く思えません。
構造の設問は、こなせるようになるのに時間がかかると思いました。

また、GWは家族の協力を得て、勉強に時間をもらえるようにしておきましょう。

6月:法令集の再理解に取り組む。手首が痛くなるほど考査Bを解きまくる

考査Aをサボらず続けていれば、法令集に引かれた線も増え、見出しや書き込みもだいぶ増えてきていると思います。

この辺りで、過去に出題された条文、告示をじっくり読んで理解する勉強も必要になってくると思います。

問題を解くのと違って、睡魔との闘いになることは間違いありませんが、5択を解くだけで理解が伴っていないと、やはりこれもちょっと意地悪な設問でコロッと引っかかります。
読みこむほど、線を引く部分もより重要な意味を持つ部分へと更新されていくので、遠回りしないで取り組むべきだと思います。

考査Bはシャーペンを持つ手がノートとすれて真っ黒になるほど、腱鞘炎になってしまうほど、答案を書きまくり体に答案の作成を覚えさせていきます。

ちょうど基礎ができて、鬼コーチの1000本ノックを受けているような時期ではないでしょうか。

また、今までもそうですが、考査A、考査B共に時間を計りながら解くことは引き続き実行していくことが大切です。

7月:毎週模擬試験を実施する

7月になると、検定実施日の8月最終週を嫌でも意識し始めます。

これだけやっても、落ちるかもしれない、などと弱気になることもあると思いますが、自分を信じてやるべきことをやるしかありません。
一級建築士に合格した人でさえ、25%程度しか合格しないと考えると、難関試験のようにも感じられます。
一方、検定当日は来ない人もいますし、午後の試験で1時間もしないで退席する人もいたりと、まじめに勉強していない人もかなりいるようにも思えます。
そもそも、公務員であれば検定料がかからないので、民間の受検者とは取り組む姿勢が違っている可能性もあります。
などと、落ちた時の言い訳をいろいろと思い巡らせてしまうのがこの時期です。(少なくとも私は)

毎週土日は実査の検定と同じタイムスケジュールで模試を実施し、夕方から夜にかけて模試の復習をします。
土日とも模試を実施するのがスタイルに合わない場合は、どちらかを模試の日として、片方は通常の勉強にしても良いと思います。

いずれにしても、時間配分の感覚をつかむには、考査Bは3時間25分通しで問題を解く練習をしておくのが一番です。
問題の得意不得意によって、時間が20分余る場合もあれば、30分オーバーする場合もあります。
模試とはいっても、解答し終わるまで答案を書き続け、早く終わればとっとと復習してしまうのが良いと思います。

集中力には限界もあるので、適宜休憩を挟む必要がありますが、休憩時間もタイマーで管理してあげると休みすぎることも無くなります。

気候もだいぶ暑い日が多くなってきているので、体調管理に注意しつつ、ケチらずクーラーを使って勉強に適した環境を作ります。
図書館に勉強しに行くのも良いかもしれません。

また、日本ERIの総合模試が7月末に実施されます。
私はこの模試で、考査Bの時間配分を誤り、完答できず大変悔しい思いをしました。
でも、模試での失敗で本当に良かったな、とも思いました。
変に良い成績が取れなくてよかったな、と。

自宅以外の場所で、大勢の受検予定者と模試を受けるのはやはり刺激があります。
そして、疲れます。
体調管理の需要さ、勉強の足りなさを痛感するために、総合模試は大変有意義だったと思います。

8月:検定1週間前まで、自主模試を続けていく

7月よりもさらに暑さが厳しくなりますが、夏バテしないようによく食べ、よく寝て、勉強を続けます。

基本は7月と同様で毎週模試を実施して、本検定の時間間隔を体に覚えさせていきます。
これを検定の1週間前まで続け、残りの1週間は通しの模試はやりませんでした。
お盆休みはほぼ毎日模試を実施していました。

この時期(一週間前)まで来ると、考査Aは17問通しで解くのは全く苦にならないので、1日1回は17問解いていました。
考査Bは木造だけ、とか構造だけ、といった感じで小分けにして解いていました。

ちなみに考査Bの木造、RC、構造の解答時間の目安はそれぞれ45分、100分、40分としていました。
合計すると20分余りますが、見直しの時間や、想定時間以上に時間がかかる場合にも供え、設定時間内で解くように取り組みました。

検定直前は、体調管理とリラックスを心がけ、自分の力を最大限発揮できる環境を整えることに注力しました。

半年間のタイムスケジュールまとめ

偉そうにダラダラと書き連ねましたが、私のやり方が万人に適しているとは思っていません。
どこか一部分でも参考慣れば良いなと思っているだけです。

半年よりも長く勉強する必要は無いように思いますが、3ヶ月で合格するのは厳しいなというのが正直なところです。
考査Aはともかくとして、考査Bは本当にスポーツのようなものだと思います。

基礎体力を作り、素振りで基礎を習得し、試合を想定した練習を繰り返し、練習試合で弱点を見つけ、本番に望む。
特に基礎体力作りと素振りにかける時間が人によって違うと思いますので、考査Bの準備は早め早めが肝要なのではと思います。

建築基準適合判定資格者検定を受検する方のほぼ全員が一級建築士を取得しているわけで、資格試験の苦労は経験済みのはずです。
もうちょっとだけ苦労すれば新たな合格をゲットできるわけで、不合格の人はどこかでサボったのが原因なのではと思います。

特別な運は必要なく、勉強すれば合格できる試験だと思いますので、最後までやり切って合格を掴んでいただきたいと思います。

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