任天堂ファンというか、スーパーファミコンに青春を捧げた方なら必ずや購入を検討したであろう、new3DSLLスーパーファミコンエディション。
本家スーパーファミコン発売から26年あまりの歳月が過ぎ去り、すっかり数万円の買い物が平気になったオッサンは躊躇せずに注文し、無事に手元に届きました。
ろくにソフトも持っていなくても何故か買ってしまう、new3DSLLスーパーファミコンエディションの魅力をじっくりとふざけながらご紹介、というか単なる自慢を始めたいと思います。
任天堂の罠にまんまとハマる、まさに「オッサンホイホイ」
上記はいずれも任天堂公式サイトより
こんなもの販売されたら、買うしか無いですね。
new3DSLLスーパーファミコンエディション。
本体デザインがまんまスーファミで、箱までスーファミにクリソツ。スーファミ世代すなわち30代から40代のオッサンなら少なからず購入を検討したはずです。
しかも、受注生産で個数限定や抽選ではないのも精神衛生上大変よろしい。その分、転売して稼ごうという輩にとっては旨みは少ないかもしれませんがそれでもすでにアマゾンでは3万円弱で販売されています。
Newニンテンドー3DS LL スーパーファミコン エディション | ||||
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確かに、注文し忘れてしまったのであれば、多少のプレミア分を払ったとしても欲しい逸品。
どんなにワクワクさせるシロモノか、たっぷり自慢、じゃなくてご紹介しましょう。
new3DSLLスーパーファミコンエディションの完成度の高さにビビる
任天堂から7月下旬に発送のメールがあり、到着までめちゃくちゃワクワクしました。
まさに、スーファミ購入時のワクワクに迫る興奮です。
あの頃は、学校の昼休みに校外に抜け出し、予約していた玩具店で購入し学校に戻ったような記憶があります。
放課後まで待てなかったんですね。今思うと、本当におバカさんですがそれくらい待ち遠しかったのを今でも覚えています。
で、今回のnew3DSLLスーパーファミコンエディションも、ブツはだいぶ小さいですが箱を開ける時のワクワク感ったらたまらないものがあります。
プチプチにくるまれたnew3DSLLスーパーファミコンエディション。
箱の表と裏です。
中身だけでなく、箱でこんなに楽しませてくれるのもさすが、任天堂です。
ノーマルの3DSLLや初代DSの箱なんかも引っ張り出してきて、比べたりして。
箱でこんなに楽しんで良いのでしょうか。うっとり。
満を持して登場したのは、正真正銘初代スーファミの元箱。
よく持っていたなと自分でも思いますが、それにしてもよく出来てます。スーパーファミコンの箱に貼ってある25000円の値札も泣かせます。
当然任天堂にはスーファミの箱のデータが有るでしょうからそっくりに作れるでしょうが、あの頃はスーファミの箱なんてまじまじと眺めず即座にゲームで遊び始めましたからこうして見てみるとかなり可愛らしいデザインだったことがわかります。
こうやって並べてみると、色も全く同じです。すごいよ、任天堂。
しかも、書いてあることをよくよく見てみると・・・
箱の中身についての記載や、電源アダプターなどの扱いについて、スーファミの箱と全く同じように書いてあるんですよ。
スーファミはファミコンの電源アダプターが使えましたし、3DSLLは3DSと同じ電源アダプターが使えるわけです。
こういうところに、任天堂のDNAが脈々と受け継がれているんだなと感じます。
余計な出費をさせない配慮とか、そもそも子供の使うものだから頑丈に作るとか。
もうこの辺りですでに泣きそうになっているオッサンが1人いますよ。
やっとお出ましの箱の中身。
気になったのは、スーファミ専用テーマがダウンロードできるコードチケットです。
ふむふむ、何やら専用テーマがダウンロードできるコードが書いてあるようです。
正直、テーマのダウンロードなんてやったことのない無頓着な私でもこれはゲットしておきたい。きっとこのチケットをヤフオクで出品している人もいるんじゃないでしょうか。
でもまあ慌てず外観をじっくり観察。
広げて置いてみるとまんまスーファミじゃありませんか。
ええ、知ってましたよ。注文する時からね。
でも実際手にとって自分で広げてみると、感動もひとしおです。塗装の質感はマットで、ノーマルのnew3DSLLと比べると指紋が目立ちにくい雰囲気ですね。
などと分析しておきながら、これでゲームをするなんてもったいない、大切に保管するのが基本です。たまに出してきて眺めるのが正しい遊び方です、きっと。
中身のカラーリングもスーファミカラーで、最大のポイントである4色ボタンがしっかり採用されてます。
側面や背面(ヒンジ部分)は、従来品と変わったところは無いみたいです。
普通のnew3DSLLと比べると、ボタンのカラフルさが際立ちますが、ホンモノのスーファミのコントローラーと比べるともうちょっとディテールにこだわることもできたんじゃないかなあ、というのが正直な感想です。
たとえば、ABXYボタン周りを丸くツートンカラーにするとか、十字キーのディテールを合わせたり、スタートセレクトボタンを細長くするとかね。
もちろん、任天堂内部でもどこまでやるか考えぬいた挙句の完成品だとは思いますから不満はないですが、自分だったらこうするな、なんてしょうもないことを考えてしまいました。
ついでに言っちゃうと、取説が超フツーなんですよ。
がっかりはしませんが、ホンモノのスーファミの取説は箱のデザインをそのまま表現したものでしたからね。ないものねだりってやつです。
new3DSLLスーパーファミコンエディションでしか手に入らないスーパーファミコンのテーマをダウンロードしてみた
前の項目でちょっと出てきたスーパーファミコンのテーマ。
プレミア確実ではありますが、ダウンロード期限があるのでここはひとつダウンロードしてしまうことにしました。コードだけ売り払っても大したお金にならないでしょうから、自分で楽しむのが一番です。
コードの部分を隠したりしてますが、ダウンロードしてしまったので見せても全く支障ないのですが、なんとなく隠したままです。
ダウンロードしてみたスーパーファミコンのテーマは壁紙とBGM、そして効果音がオリジナルになっているようです。
箱と同じようなカラーリングで大変賑やかです。バブルの匂いがします。
写真ではイメージを伝えきれないので、なんと暇なことでしょう、動画を撮ってみました。ぜひ、懐かしいBGMに身を委ねてみてください。
流れているBGMは「スーパーマリオワールド」のステージ選択曲、「スーパーマリオカート」のキャラクター・ステージ選択曲、「スーパードンキーコング」のステージ選択曲、「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」の妖精のテーマです。
なんとこれだけ任天堂ファンであるかのような物言いをしておきながら、ワタクシ、スーパードンキーコングは遊んだことがありません。確か大学生だった頃なので、スーパーファミコンよりも楽しいことがいっぱいあったのか、もしくはプレステに心を奪われていたかのどちらかだと思います。
それにしても、スーパードンキーコング以外はわかります。というか、またまたうっかり涙が出そうになってます。特に、ゼルダの曲はすべて心に染みるので格別です。
どうですか、欲しくなってきたでしょ、new3DSLLスーパーファミコンエディションが!!
Newニンテンドー3DS LL スーパーファミコン エディション | ||||
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待てよ・・・。もしかしてアレが動くかも???
せっかくなので本家本元のスーファミと並べてみましたが、スーファミが衝撃的に汚い!!
日焼けなのか汚れなのか両方なのか、とにかく汚いというより「キッタナイ」ですね。しかも鹿島アントラーズのシールが泣かせます。リセットボタンがサッカーボールです(笑)
上に乗っけてみるとなんとピッタリ、うっかりそのままスーファミと間違えてカセットを挿してしまいそうです、なわけ無い。
new3DSLLスーパーファミコンエディションをスーファミに挿してみたり、コントローラーやスーファミ本体と一緒に買ったF-ZEROと記念撮影してみたり、いろいろと遊んでみました。
こういう遊び方が、new3DSLLスーパーファミコンエディションの本来の遊び方なんだなって、改めて気づきました。
気付きついでに、F-ZEROがもしこのままnew3DSLLスーパーファミコンエディションで遊べたら、どんなに楽しいことだろう、という動画も作ったのでお時間あればどうぞ。
Newニンテンドー3DS LL スーパーファミコン エディション | ||||
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スーファミ翁を囲んでの家族写真(T_T)
せっかくここまで遊んだんだから、ファミコンぽいものがないかなと思っていたところ、ファミコンカラーのゲームボーイミクロがあることを思い出しました。
クラブニンテンドーのポイントでⅡコン仕様のフェイスプレートも貰ったので、賑やかな感じになりました。ちなみに、Ⅱコンのほうは本体はモックで電源は入りません。このあたりの小細工も、任天堂って流石だなっていう感情が染み付いてしまう要因だと思います。
ファミコン本体も徹底的に探せば出てくるでしょうが大変なので、いま手近に集まった任天堂マシン達でスーファミ翁を囲んで記念撮影したいと思います。
汚れてしまってどうしようもないと思いっていたスーファミ翁も、若い人たちに囲まれてゴキゲンの様子。
F-ZEROだけでなく、シムシティーを挿したりしてオシャレにも余念がないですね。
これからも、たまに引っ張り出してきて眺めて楽しもうと思います。
間違ってもハードオフで売ったりしないことを誓いますよ、ワタクシは!!
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