自分の身の回りにある「3大巨匠」を探してみるという試み
建築を志した者なら誰しもが心に刻む、近代建築の3大巨匠。
学校でも必ず勉強しますし、いまさら3人の名前を挙げるまでもない、建築界の常識です。
そんな3大巨匠に「ちょっとでも関連がある」、または「関連している」、はたまた、「3大巨匠そのもの」、というグッズを自分の住まいや職場で探してみると、意外と見つかるものです。
そうです、この記事はそんな「お遊び」を世に広めたいというお話です。
さあさあ、「我が家の3大巨匠探しの旅」に出かけましょう。
photo credit: x-ray delta one via photopin cc
我が家のル・コルビュジエ
我が家のル・コルビュジエ探しでは、2つのル・コルビュジエぽいアイテムを認定しました。
認定というともっともらしいですが、半分こじつけみたいなものもあります。
本や写真ではない何かを3大巨匠グッズに認定することにすると、多少難易度が上がります。
まず1つ目はこちら。
ちょっと画像が説明くさいのがアレですが、右側のデッサン人形にコルビュジェの「モデュロール(modulor)」のカッコをさせたというわけです。
コルビュジェといえば、有名な建築が多くありますが、このモデュロールやドミノシステムも建築界に多大な影響を与えました。
そんなコルビュジェの建築理論が自宅にある。
なんとありがたいことでしょうか。
まあ、普段は▼こんな感じで、人形に人形がぶら下がっているんですけどね。
正直ちょっと無理矢理感が強めですが、本人は至って真面目に3大巨匠探しを楽しんでいますので、次の巨匠グッズも見てやってください。
続いては、これはかなり「コルビュジェ感」が強いグッズです。
どうでしょう。
泣く子も黙る、「ペリアンチェア」です。
天童木工から直接購入したので、本物に違いありません。
一枚の合板を切って曲げて塗装しただけなのに、この存在感。
シンプルの極み。
素晴らしいですね。
念のため付け加えておくと、ペリアンチェアをデザインしたシャルロット・ペリアンはコルビュジェの1番弟子とも言われ、前川國男や板倉準三らとともにコルビュジェに師事していた女性建築家です。
かの有名な寝椅子「ル・コルビジェ LC4 シェーズロング」もペリアンのデザインであることが知られています。
つまり、ペリアンチェアもかなり「コルビュジェ」的なものであると、こじつけたわけです。
こんな感じであと2人の巨匠についても発見し続けますので、最後までお付き合いください。
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我が家のフランク・ロイド・ライト
我が家のフランク・ロイド・ライトを具現化できるグッズについては、すぐにピンと来ました。
早速画像でご覧頂きましょう。
そうです。
フランク・ロイド・ライトがデザインしたステンドグラスの模様をつけたタンブラー(グラス)です。
これでウイスキーをロックで飲んだら本当にウマイのでしょうが、まだ使ったことがありません(笑)
インテリアの一部と化してしまっているので、これを期にどんどん使っていくことにします。
お値段もお得ですから、日常生活の中にフランク・ロイド・ライトを溶けこませたいよ、という方にはピッタリのグッズとなっております。
他にも、カードケースやボールペンなんかもありますよね。
身近なところでライトを感じるにはうってつけです。
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我が家のミース・ファン・デル・ローエ
最後は我が家のミース・ファン・デル・ローエです。
我が家のミースは、もう、それはそれは隅から隅までミース感がびっしり詰まっているので覚悟して御覧ください。
▼こいつです。
どうですか。
ミースですね。
白い、軽い、カッコイイ。
鉄、コンクリート、ガラス。
建築学科の学生が住宅設計の課題でついついパクってしまう要素がてんこ盛りです。
ちなみにレゴのアーキテクチャシリーズは、ミースに限らず、コルビュジェもライトも揃っていますので、お財布に余裕のある方は、コレを集めれば、最も簡単に「我が家の3大巨匠」を実現させることが可能です。
建築好きはレゴ好きと言っていいくらい、親和性が高い組み合わせです。
完成品を眺めるのも楽しいですが、やっぱり、作る過程が一番楽しいですね。
我が家のレゴアーキテクチャはミースしかないので、そろそろサヴォア邸あたりにチャレンジしちゃいましょうかね。
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我が家の3大巨匠 まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ただ暇なだけだろ」って声が聞こえてこないでもありませんが、たまにはこんな「お遊び」で心に潤いをもたらすのも素敵ではありませんか。
また何かお馬鹿な遊びを思いついたら、まとめてみたいと思います。
さあ、あなたもレッツエンジョイ!「我が家の3大巨匠探し」!!
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