LINEクリエイターズスタンプが今、巷では大盛り上がりです。
そして、クリエイターズスタンプ長者もぼちぼち出始めていて、一攫千金を狙い、アメリカ開拓時代のゴールドラッシュの如く、数多くのスタンプが毎日毎日追加されています。
アイデア一発でヒットが狙えますが、そう甘くないのが世の中ってやつです。
私も「ちょっと売れたらうれしいな」という軽い気持ちで、超激戦ジャンルの「ネコ」スタンプに挑んでみました。
製作で気をつけたこと、販促活動などをまとめました。
ちなみに、私のスタンプへのリンクはこちらです。興味のある方はどうぞ。
ねこネコまみれ
自分の作品を世に送り出す快感、LINEクリエイターズスタンプ
私の場合、申請から承認までは
7/20 審査申請
↓
審査待ち
↓
8/4 審査中
↓
8/12アップデート
↓
9/9アップデート
↓
9/25 めでたく承認!!
といった流れで、約2ヶ月で無事、世に送り出す事が出来ました。
アップデートがある度に、LINEの中の人たちのチェックが段階を経ているのであろうことが推察されます。
中には「リジェクト」といって、いわゆる物言いが付いてしまうことも多々あるそうです。
▼LINEクリエイターズスタンプのページに表示された時の感動をあなたも!!
LINEクリエイターズスタンプ:ねこネコまみれ
LINEクリエイターズスタンプで1000万以上稼いでいる人も何人もいるそうですが、普通の人が普通に趣味としてLINEクリエイターズスタンプを作り、あわよくばちょっとお小遣いを稼いでしまおう、という軽い気持ちで始めたっていいんです。
私なりにどういうふうに取り組んだかを、いま、赤裸々に!!
スタンプ作りの基本は、ネットで調べればわんさか出てくる
まずは、LINEクリエイターズスタンプのことを知らなければなりません。
スマホでLINEを活用している人ならよく知っているかもしれませんが、スタンプがどのようなデータで、どんな仕組みで取り扱われているかまで知っている人は少ないことと思います。
まずはLINEの公式情報でスタンプを「作る側」の知識を知る必要があります。
LINEクリエイターズマーケット ご利用方法
LINEクリエイターズマーケット 制作ガイドライン
LINEクリエイターズマーケット 審査ガイドライン
ざっくりいうと
- 40個1組のスタンプを作るべし
- 1セット100円でLINE様が売ってくださるので、我々は売上の50%を頂くべし
- 公序良俗に反することなかれ
といった具合で、あとはもう、アイデア次第です。
その他、公式サイト以外でもLINEクリエイターズスタンプをいかに売るかが語られているので、まずは慌てず仕組みやどんなスタンプが人気なのかをじっくり調べることが大切です。
もっとも重要な、スタンプのテーマ選び
ただただ好きな絵を40個描いて、まとめて申請すれば、規則にさえ違反していなければ2、3ヶ月で承認され、販売に至ることでしょう。
ただし、世の中の人達が欲しいと思わなければ、毎日何百個も増えるスタンプに埋もれて、誰の目にも触れることなく、ただガッカリするだけで終わってしまいます。
「LINEクリエイターズスタンプ作ったの?スゲえ!!」と友人知人に言われたいだけなら、それで良いですが、できれば少しでも売れてくれたら、うれしいし、次も作る気になりますよね。
そのために、最初のリサーチが大変重要なのです。
それが嫌ならば、鉄の心で黙々とスタンプを量産し続け、いつか当たるかもと宝くじを買い続けるかのように挑み続けることになります。
たくさんあるサイトのうち、私はこれらのサイトを参考にしました。
はっきり言って、スゴくよくまとまっていて、感謝感激です。
【速報】LINEスタンプを作って販売してみた!やってみて分かった押さえるべき11のポイント!
【LINE CREATORS MARKET】LINEスタンプ審査基準まとめ&よくあるリジェクト理由
これらを参考に、まずは仕組みを理解して、あとはチャレンジあるのみ。
アイデアなんて、何もないところから突然ひらめいたりしません。
「どんなスタンプが売れるかな、話題になるかな」とか「自分ならこんなスタンプが欲しいな、あったらいいな」と考え続けていると、「これは!!」というアイデアが降りてくるものです。
それらをメモしておいて、まとめて、カタチにして・・・と、意外と面倒なんです、スタンプ作りも。
でもそんな苦労があるから、承認された時の嬉しさは格別です。さらにコレが勝手にお金を稼いでくれるとしたら、こんなに楽しい遊びはなかなかありませんよね。
それから、LINEクリエイターズスタンプの制作に絵心なんて、あればいいけど無くたって全然いいんです。
ヘタウマどころか、「下手な絵」だから売れることだってあるんですから。
タイトルやジャンル、見せ方作り方を工夫すれば、絵の上手い下手は無関係です。だって、世の中絵がうまい人なんて、掃いて捨てるほどいるんですからね。
だから「アイデア」が大事なんです。
絵を描くのも、紙に適当に書いてそれをデータにする方法だって、とっても簡単です。
【超初心者向け!!】秒速でLINEスタンプを自作する方法!
上のリンクの方法なら、紙とペンとスマホ(デジカメでも可)とパソコンがあれば良いんですから。
スタンプの猛者の中には、エクセルやパワーポイントの図形描画機能を駆使して素晴らしいイラストを描いてしまう人だっているんです。
絵の書き方も、アイデア次第でなんとでもなるんです!!
承認されてからでは遅い!!同時に販促を考えておく
LINEクリエイターズスタンプの仕組みはわかった。
アイデアもできた。
スタンプも40個書けたし、申請もした。
↓
やった、コレでオレも2ヶ月後にはポルシェオーナーだ!!
違うよ、全然違うよ。そんなんじゃダメダメよ。
申請までこぎつけたら、販促活動も考えておかなければなりません。
潤沢な資金があれば、広告を打ちまくるという方法もありますが、一般庶民にはムリです。
ですからここは地道に、
- LINEクリエイターズスタンプ専用のツイッターアカウントを作り、活動する
- スタンパーズに登録する
- フェイスブックページを作る
- ブログも作っちゃう
- 友人知人にスタンプを作っていることをアピール
などなど、人の目に触れる機会をできるだけ多く作ることが大切になってきます。
また、こんな記事もありました。販売後に何をやったかというものですが、承認される前から取り組んでおいてもいいようなことばかりです。
LINEスタンプ上位ランカーはリリース後の一ヶ月で何をやったのか?を聞いてみた!
作って放っておけば、どんどん売れていくなんて、世の中そんなに甘いはずが無いんですよ、やっぱり。
やる気次第、アイデア次第で、あなたもスタンプ長者!?
簡単にお金儲けが出来るように見えるLINEクリエイターズスタンプも、実は結構地味な作業が多いことをご理解いただけましたでしょうか。
まだ何の実績もない私ではありますが、どういうふうにスタンプ制作に取り組んだか、まとめておきます。
- LINEクリエイターズスタンプでお金儲けしたい←いきなり邪念の鬼
- 弟が絵がうまいことを思い出した
- 特に猫の絵がうまい→LINEではネコのスタンプが大人気なのでうってつけ
- スタンプ市場は擬人化されたネコのスタンプばかりなので、ネコの生態をなるべく表現したものを
- 仕草などはネコを飼ったことがある人に伝わればヨシとした
- なおかつ、コミュニケーションに役立つ表現も求めた
- 70パターンほど作り、知人や家族にどれが良さそうかリサーチした
- できるだけ老若男女幅広く意見を聞いた
- 取捨選択し、擬人化タイプのものは第2弾にリリースすることにした←ボツ作もムダにしない
- ネコは世界中で愛されている→日本以外の国でも販売されるよう多くの言語で説明文を書いた
といったところです。
つまり、偉そうに語る私はただのエセプロデューサーで、愛くるしいネコの絵を描いたのは弟くんなのでした。でも、これはルール違反でも無いですし、むしろ合理的です。
スタンプ界の「ゆでたまご」とでも呼んでください。(兄弟なのかは知りませんが)
私は細かい手続きとかが苦にならないし、弟くんは好きな絵を描くだけ。
まさにWin-Winの関係です。
また、LINEクリエイターズスタンプでは、ネコジャンル自体が超激戦区なので、日本では埋没してしまう可能性がとても高いです。そこで、海外での販売も考慮して、日本語と英語だけでなく、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語があります。
元となる英文をなるべく簡潔にし、それをグーグル先生に翻訳してもらいました。「人民の人民による人民のための政治」という名台詞をネコ好きに置き換えただけです。単純です。
英語を他の国の言葉にするほうが、恐らくニュアンスが近くなるだろうと浅知恵で考えたので、英語以外の文章が本当に意味をなしているのかは、正直あまり自信がありません。
でも、「ねこ」であることはどの国の人であっても絵を見ればわかるはずなので、きっと大丈夫だろうと高をくくっております!!
▼外国語の説明をたくさん作りました。
結局のところ、広告に費用さえ掛けられれば
露出が増える→売れる→人気ランキングが上位に行く→もっと売れる→もっと広告を打つ→悲鳴が上がるほど売れる→ポルシェ納車
と、錬金術も可能です。
しかし、LINEクリエイターズスタンプの成功者達の言葉からは、楽して稼げるほど甘くないという「おも~い」意見が大多数を締めております。
とどのつまり、楽して儲かる話は無いということです。
過程を楽しみ、その結果お金まで貰えたらラッキー、位の感覚でまずは腕試ししてみたら良いと思います。
もし間違ってこのスタンプでお金が稼げたら、その時は記事にて報告したいと思います。
▼この画面を目指して頑張りましょう
▼ついでに自前の広告:ねこネコまみれ
▼本気で取り組むなら、こんな本がありますよ
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