2013年の瀬戸内国際芸術祭に訪れた際、えらく感動したので今回も絶対行こうと心に誓い、では今回はどんな準備をするのか、というお話です。
建築好き、アート好き、離島好き、海好き、瀬戸内海好きにはたまらない一大イベント。
興味のない人も、ちょっと興味のある人も、春の部でもう行ってきたという人も、この記事で何かしらの発見があるかも???
瀬戸内国際芸術祭2016公式
瀬戸内国際芸術祭2016に向けて持っているとより楽しめる本
回を増すごとに、開催範囲やシステムが複雑になるのでガイドブックはまず必須です。
瀬戸内国際芸術祭2016公式ガイドブック | ||||
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特に必要な情報は、島々を移動するためのフェリーの時刻表。
うっかりしていると、帰れなくなっちゃうということもあるので大変重要。
夏と秋に2度行く決意なので、予め訪れたい作品や建築の開催期間と場所をチェックしまくり。
島内の移動は基本的にバスか徒歩なので、時間と体力のゆとりが大切です。
他にも、参考になりそうな本がいくつか出てます。
OSERA オセラ 盛夏号(2016年7-8月号)vol.82 | ||||
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瀬戸内ゆるっと旅 かわいいモノコトさがし (JTBのムック) | ||||
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瀬戸内国際芸術祭2016に行くなら泊まりたい宿
この写真を見て、「あー、あそこね」とわかるあなたは、かなりの建築通か、安藤フリークですね?
せっかく気合をいれて訪れるので、瀬戸内国際芸術祭に限らずアートの聖地とも言える直島のあこがれのお宿、ベネッセハウスの「オーバル」に泊まっちゃいます。
ちゃんと、予約もしてます。
そこで図らずも役に立ったのが、安藤忠雄のディテール集。
上の写真もその一部です。
ヤフオクかなんかではるか昔に入手したような記憶がありますが、なんとANDO直筆のサインが付いてました。
というか、いままで気づいてなかったんかい、とセルフツッコミ。
出世作の住吉の長屋ですね。
と、そんなことはわりとどうでもよくて、この本がどう役に立つかというと、どの部屋からどういう景色が見えそうか、ということを事前に確かめられるんです。
これらの写真や図面を元に、ベネッセハウスのサイトから直接予約すると一番わかり易いですね。
もちろん、部屋を決める参考にするだけでなく、建築の全貌を各部詳細も含めて堪能することができるので、建築好きにオススメです。
個人的には安藤忠雄が一番イカしていた時代の作品集ではないかな、と思ってます。
安藤忠雄ディテール集 2―TADAO ANDO DETAILS | ||||
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瀬戸内国際芸術祭2016のパスポートをゲットする
すでに前売り券はゲット済み。
本件に引き換えできる場所がほどほどに限定されているのがちょっと不便ですが仕方ないですね、従います。
その気になれば、3期とも訪れても4000円なので激安だと思います。
ちなみに当日券は5000円です。
別途、フェリーの乗り放題券も訪れたら買いましょう。
瀬戸内国際芸術祭2016に備えて見ておいてよかった展覧会
まさかの、もう終わってしまった展覧会をブログで紹介するという愚行。
しかし私は気にしない。
今建築界で大ブレイク中(だと思われる)の、三分一博志さんの展覧会。
中国、四国地方を中心に活躍中の三分一博志さんの建築も、瀬戸内国際芸術祭2016で目撃できます。
で、最近作品集も出たのでそれを手にしたら、やっぱりもっとリアルに建築を感じたくなるわけですよ。
かと言って気軽に広島あたりに出かけるのはとても無理なので、東京での展覧会をまずはチェックと。
くどいですが、もう終わってしまってますが。
ここでいろいろ建築を語るのはアレなんで、少しの写真と動画で、その時の雰囲気をお伝えできれば、と。
わかったことは、三分一博志さんは「実体験、実験の鬼」であるということ。
ますます、実物をこの目で見て、感じたくなりました。
それにしても、青山のど真ん中で、インスタレーションのこの静寂感、たまらんですな。
三分一博志 瀬戸内の建築 | ||||
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瀬戸内国際芸術祭2016に向けて、そろそろ本気出す、のまとめ
お近くで日帰りできる方ならいざしらず、泊まりがけで行くならいくら準備をしてもし過ぎることはありません。
ガイドブック以外はさすがに現地には持っていけないので、旅立ちまでのもう少しの間、読み込んでおきたいところ。
瀬戸内国際芸術祭は、「オレ、今アートと一体になってる!」と悦に入れる稀にみるイベントなので、これまで興味のなかった人もぜひ、味わって欲しいですね。
特に夏場は体力の消耗が激しいので、水分と栄養補給、健康管理に気を配りましょう!!
瀬戸内国際芸術祭2016公式ガイドブック | ||||
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