庭木の手入れ、好きな方もおられるでしょうが、私は嫌いです。
可能な限り見て見ぬ振りをして、もう限界とどうしようもなくなったら手入れします。
でも、そんな手入れの仕方も限界が来まして、人力では太刀打ち出来ないほど、庭木がボッサボサになってしまいました。
その矢先、ヘッジトリマー様のお導きがあり、これまでの手入れの面倒臭さ、掛けた時間が嘘のように思えるほど、手入れが簡単に済んでしまったのです。
庭師に頼むほどの庭でもなく、かと言って手入れをしないとみすぼらしくもあり、近隣の方に迷惑もかかる、そんな庭木たちを劇的に簡単に綺麗にできるヘッジトリマー様をご紹介します。
ヘッジトリマーにはチップレシーバとブルーシートが必須
今回ゲットしたのは、リョービのヘッジトリマー、HT-2110です。
リョービのヘッジトリマーの中でも一番小型・軽量のタイプで、庭木剪定のドシロウトにはピッタリのチョイスかと思い、これにしました。
ヘッジトリマー様と同時にゲットしておくべき道具として、チップレシーバとブルーシートが挙げられます。
ブルーシートは、見ての通りの青いシートで、刈り取った枝葉を掃除しやすくするためのもの。
ただ、ブルーシートはあまり大きなサイズのものを選ぶと、取り扱いが厄介になりますから、要注意。
小さな庭木なら、それこそレジャーシートでも十分だと思います。
で、チップレシーバというのは、生け垣のような庭木の剪定で、水平面を刈り取った時に、葉っぱが植え込みの中に落ちないようにするためのもの。
刈った枝や葉っぱをすくい取って、そのまま地面に落とすことが出来るわけです。
言葉ではわかりにくいので、リョービの紹介動画を御覧ください。1分あたりから、チップレシーバが出てきます。
私がゲットしたHT-2110にはチップレシーバが付いていません。
同じヘッジトリマーで、チップレシーバ付きのものは品番がHT-2610となります。
そうです。
うっかり、チップレシーバなしの方を買ったというわけなんです。
恥ずかしながら、よく調べてませんでした。
それで、チップレシーバはおいくらかと思い調べたら、セット品番のHT-2610はAmazonで1000円以上高く、チップレシーバだけでも600円位プラス送料で、結局1000円以上します。
わかっていれば最初からHT-2610を買ってたんですが、悔しいので、チップレシーバを自作しました。
▼用意するものは、ペットボトルと、M5のナットです。
▼ペットボトルを半分に切って、リーマーでちょうど良い大きさまで穴を開けます。穴の位置は、予め上から当てて合わせておきます。
▼穴に合わせてナットを締めれば出来上がり!!
▼ダメになっても、すぐにまた作れるのでとりあえずこれでしのぎます!
ただの負け惜しみから、チップレシーバ自作に発展してしまいました。
完全に自己満足の世界なので、良識ある皆さんは、オプション品を購入するのが得策です。
この後これで作業してみて、2リットル用のもう少し大きなペットボトルで再作成しました。
穴も1箇所では、使っているうちに回転してしまうので、穴を2個空けて安定させました。
リョービ(RYOBI) ヘッジトリマ HT-2110 | ||||
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RYOBI ヘッジトリマ HT-2610 | ||||
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RYOBI ヘッジトリマ用チップレシーバ 6075711 | ||||
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はじめてのヘッジトリマーは、とりあえず小型で正解
ヘッジトリマーに限って言えば、「大は小を兼ねる」とも言い切れないんだな、と使ってみて思いました。
というのも、HT2100は軽くて、片手でも使えてしまいます。
刈り幅は21センチと、少なめですが、0.85kgということで軽々扱えます。大きくなると、両手で使うのが基本になるためしっかりしたグリップが付いていますが、HT-2110は左手はそえるだけ、もしくは無しでも良いというデザインです。
家庭用機種の普通刃で最大のもの(HT-3522)は、1.8kgもあり、余程屈強な肉体の持ち主でなければ片手では扱えません。
手元を誤れば大怪我します。
HT-2110の重さなら、ちょっと高い部分や、ちょっと奥の方なんかも、腕を伸ばしてスイスイっと刈ることが出来るんですね。
ハシゴや脚立に乗って作業するときも、軽量な方が安定感は上がります。
あくまで素人の作業ということだけで考えると、軽さは重要な要素だと思います。
上記データはリョービの公式サイトより
ヘッジトリマーでの剪定 ビフォーアフター
それではここで、私の超テキトーなお手入れのビフォーアフターをご覧に入れましょう。
まずは、ヘッジトリマーを初めて使うに相応しい、スカスカの植え込みから。
見た感じ、上の方は平らになりましたが、もともとスカスカしていたのであまりさっぱりした感はありません。
続いて、3mくらいの高さがあるコニファー類。手の届く範囲しか刈ってません。適当です。
ここでもHT-2110の軽さが生きています。つまり、ハシゴや脚立が無くても、腕を伸ばして刈れるところまで刈り取れます。
本当は全部やりたいんですが、またそれは別の機会に。
次は、生け垣風に四角くなることを目指し、剪定しました。
いかがでしょう、このお母さんが子供の髪を切った感。
デジャブ感が半端ないです。
ガタガタ、トラ刈り、また伸びるから良いでしょ感がすごいですね。
でも私は満足です。
最後の画像は、コニファーにケムリノキが食い込んでいるというヤバイ現場ですが、ケムリノキを傷付けずにキレイに出来ました。
ところで、HT-2110の最大切断枝径は10mmとのことですから、太い枝は剪定バサミかノコギリでやっつける必要があります。
10mmくらいの太さの枝を切るときは、左手で枝を押さえて、右手で持ったヘッジトリマーでガリガリとやると切れます。
(ゆっくり作業しないと、怪我しますんでご注意を。電源コードの切断にも注意です)
下の写真のようにガタガタの断面になりますので、ハサミ等で切る方がキレイですね。
ところで、刈りこんだ結果、奥の茶色い葉の部分や枝の切り口が見えてしまうのは、「愚の骨頂」、下手くその極みなんだそうです。
日々しっかり面倒を見ていれば、全体的に鮮やかなグリーンが保たれるんですって。
今後はそれらを肝に銘じ、美しさを求めて、精進したいと思います。
ヘッジトリマーは芝生の際刈りにも使えて便利
ヘッジトリマーは庭木、生け垣の手入れだけでなく、芝生やそれこそ草刈りにも使えます。
上の画像では、芝刈り機では刈りきれないキワの部分の芝をヘッジトリマーで整えた様子です。
芝生用のバリカンなんかもあって、それはそれで便利でしょうが、そんなにたくさん道具ばかり揃えてもプロじゃないので使いこなせません。
逆にヘッジトリマーを使いこなせば、ヘッジトリマーだけで芝刈りも出来そうな勢いです。
これまで際の芝生は剪定バサミで地道に切っていたので、またしてもヘッジトリマー様のお陰でだいぶ楽が出来そうです。
ヘッジトリマーを使ったら、お手入れも欠かさずに
庭木の剪定、芝生のお手入れに絶大な威力を発揮するヘッジトリマー様を使い終わったら、やっぱりしっかりメンテナンスしてあげたいものです。
特別なことは不要で、やることはといえば
・汚れを取る
・油を塗る
・室内(物置)に保管する
という、ごく一般的なもの。
で、早速お手入れするぞということで、下の画像のようなグッズを準備しました。
自転車の掃除に使うパーツクリーナーで汚れを落とそうとしたんですが、木のヤニはこびりつき力が結構すごく、あまり役に立ちませんでした。
で、結局、下の画像のような道具となりました。
こびりつきを割り箸でこそげとり、残った汚れをさっきのパーツクリーナーを含ませたスポンジで擦ります。
ブラシは細かい汚れ、ホコリの除去に使いました。
汚れをとったら、刃の部分と上下の刃の隙間に潤滑油を吹いて、10秒位モーターを動かし、お手入れ完了です。
これをやるのとやらないのとでは、刃の持ちがだいぶ違うはずなので、しっかりと行っておきたいものです。
こうして我が家に降臨されたヘッジトリマー様は、今後も時間や労力を削減して下さり、平穏や安寧をもたらしてくれるのでしょう。
ありがたや。
リョービ(RYOBI) ヘッジトリマ HT-2110 | ||||
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