建築確認のバイブル「集団規定の適用事例」と「防火避難規定の解説」

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建築確認のための基準総則 集団規定の適用事例 2013年版が出ました

建築確認のための基準総則 集団規定の適用事例 2013年版(財団法人建築行政情報センター)を早速購入しました。

2009年版から早4年。

わずか4年であっても、これは常に最新版を手元においておきたいという心情により、詳しく内容を調べず盲目的に購入しました。

2009版とを比較ご紹介

▼A4版になり、見やすさアップ。防火避難規定の解説と同じ大きさになりました。
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写真では大きさの違いがあまり良くわかりませんが、事実です、ハイ。

▼太陽光発電設備の高さ、用途解釈の例示増加、天空率の解説が増加 などなど
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薄く丸がついている項目は、2013年版から追加されている項目です。

「建築確認のための基準総則 集団規定の適用事例」の役割

この書籍の発行目的は、ズバリ、「建築確認審査・検査に関する統一見解」を示すことです。
(と、まえがきにあります。)

確認申請が民間の指定確認検査機関でも検査を受けられるようになったことから、日本建築行政会議に多く寄せられた要望に応える形で発行されています。

つまり、確認申請の図書を作成するにあたっては、いの一番に参照すべき書籍といえるでしょう。
具体的な内容は書名のとおり集団規定に関すること、すなわち建築物に関する定義関係、高さ制限関係、用途関係が網羅されています。

建築物に該当するかどうかの定義付けに始まり、特殊建築物や居室の定義、建築行為に該当するかどうかについても記載されています。

床面積や建築面積の算定に関する項目は特に有用で、基準法だけでは判断できないケースなどちょっと複雑な計画の場合の各種数値の算定根拠として役に立ちます。

高さに関連する項目も充実しており、地盤面に関する考え方、階数や、各種斜線制限、日影規制、天空率についても記載があります。
特に日影規制が適用されるかどうかを判断するための高さの算定と、実際日影を算定する際の高さの算定は算定方法が異なりますが、そういった部分を図解とともにわかりやすく解説しており、大変参考になります。

さらに、用途については、基準法の用途区分だけでは該当用途を判別しきれないような建築物において、どのように用途区分を判断するかの参考になります。
聞いたこともないような用途について知るのも、楽しいものです。

用途の区分で気になるのは、時代の流れに合わせて新しい用途が出現している中で、それをすでに基準法で示している用途のいずれかに当てはめていこうという部分です。
この部分が気に入らない、というわけではなく、どうにかこうにか、今ある用途のどれかに当てはまってしまうところが、これらの用途を決めた人たちはすごいなと感心しきりなわけです。

まあ、法改正するのが面倒なようにも思えますが。

A4版になり、さらに見やすさが向上している

見やすく編集されているのも、使いやすさに直結している部分です。

各項目ごとに1ページまたは2ページ程度に簡潔にまとめられているので、欲しい情報だけに集中できます。
集団規定は「建築確認のための基準総則 集団規定の適用事例」単体規定は「建築物の防火避難規定の解説」の2冊は、設計実務者にとってもはやバイブルと言っても過言ではありません。

当然、特定行政庁や指定確認検査機関でも審査のための資料として活用されていますので、「これらの書籍のここの部分で・・・」という問い合わせは、スムーズに話が進んでいくことうけ合いです。

いまのところ、ICBAのホームページからしか購入できないようです。

2009年版はamazonや楽天でも購入できますが、2013年版はいまのところICBAのホームページから購入するしかなさそうです。

建築確認のための基準総則・集団規定の適用事例〈2009年度版〉
by カエレバ

また、代金が3500円+税から4200円+税に値上がりしています。
こういうものこそ、増税前に駆け込みで買ったほうがいいんですよ。

ただし、ページ数も約280ページから約330ページに増加してもいるのです。
さらに不思議なのが、旧版の方が厚みがあるのですが、4年の歳月が製紙技術を進歩させたのか、紙は薄くしかし丈夫になったようで、厚みは減っているのです。
ページも幾分、めくりやすくなっているように感じました。

防火避難規定の解説もお忘れなく

当サイトでも幾度と無く紹介している、防火避難規定に関する取扱がひと通り網羅されているこの本。
[amazonjs asin=”4324094845″ locale=”JP” title=”建築物の防火避難規定の解説2012″]
この本と、講習会の度に公表されているQ&Aをセットで揃えておくのがベストです。
Q&Aの公表資料は、建築物の防火避難規定の解説2012 正誤表 質問と回答
からゲットできます。

具体的な内容を語るのはおこがましいほど、お世話になっているこの書籍。
何度も言いますが、持っていない人は、業務効率がガタ落ちになっているのです、気づかないうちに。
得業や確認審査機関に聞いてしまえば早いかもしれませんが、理解しなければ、また同じことを聞くことにもなりかねません。

この本と、集団規定の適用事例の2冊は、法規チェックの座右の書。
サイズも揃ったことですし、持っていない人は即座にゲットしたほうが良いと思います。

建築物の防火避難規定の解説2016
by カエレバ

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