省エネ法改正と国交省の本気

省エネ法改正により、令和3年4月より適判対象の拡大などの施行が予定されています。

ただ、このコロナ禍により集合しての講習会が開催できないため、国交省が本気を出してオンライン講座を開設しました。

サイト構成が非常にシンプルで見やすく、また、資料もPDFに限らず紙やDVDで入手することも可能です。

建築に携わっている方でデジタルが全然ダメ、という方は少ないとは思いますがそれでも法改正は待ったなしの様相。

自分から情報を取りに行く覚悟で、しっかり準備しましょう。

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改正建築物省エネ法オンライン講座はこんな感じ


改正建築物省エネ法オンライン講座

公式サイトトップは今どきのシンプルなデザインです。

文字ばっかりの体裁ではないので、抵抗感が少ないですね。

非住宅は、省エネ適判対象が300㎡以上となり、これまであまり関係なかった設計者、建設会社も影響を受けることでしょう。

住宅も「説明義務」が発生し、省エネについてエンドユーザーへの理解を促すことは必須となります。

計画する建築物の用途、規模で講座の対象を絞り込むことができます。

概論から、詳しい計算方法まで対象に合わせて準備してありますので、順番に視聴しましょう。

動画を参照するにあたり、資料も準備されています。

PDFでダウンロードが可能なほか、資料を紙で受け取ることができます。

加えて、講座の動画DVDも入手可能です。

最寄りの配布拠点で受け取るか、着払いでの郵送を申し込むかのいずれかとなります。

ここで、講座動画を視聴する際のちょっとした技をご紹介。

設計者はみなさん必ずや忙しいので、1分1秒が惜しいはず。

そこで、動画の再生速度を上げて動画視聴時間を短縮しましょう。

YouTubeの画面の右下に歯車のマークがありますから、そこから設定を変更しましょう。

標準速度では、かなり聞きやすいテンポで話しているので1.5倍くらいでも確実に聞き取れます。

ただし、理解する前にどんどん進む恐れもあるので、ご利用は計画的に。

他にも、省エネ法への理解を深めるための資料などが多数公開されています。

この機会に読んでおくとよいでしょう。

日本ERI:建築物エネルギー消費性能適合性判定の申請書類ダウンロード

ビューローベリタス:建築物エネルギー消費性能適合性判定業務(省エネ適合性判定)

上の画像は日本ERIのサイトからのものですが、省エネ適判申請の際のチェックシートが公開されているので、必要な方は活用してみてください。

ビューローベリタスでも、内容は多少ことなりますがチェックリストが公開されていました。

以上のようなツールも利用して、今のうちから準備しておきましょう。

自分で省エネ計算できない方は、協力事務所を探しておくこともお忘れなく!!

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