瀬戸内国際芸術祭の会期中でなくても開館している豊島美術館。
いつか行きたいと思っている方も多いことでしょう。
きっとどの季節に入ってもそれぞれ違う美しさがあると思いますが、少なくとも夏、それも真夏のクソ暑い季節は最高な季節の一つです。
そんな豊島美術館の魅力や、瀬戸内国際芸術祭2016夏期での豊島の様子をご紹介します。
豊島では豊島美術館に行かなきゃ始まりませんな
出ました、二つのおまんじゅう。
もしくはタコノマクラ。
大きい方が内藤礼氏のアートが納められた美術館棟で、小さいほうがカフェ&ショップです。
豊島美術館に来るのは2回めなので、今回は中には入りませんでした。瀬戸内国際芸術祭の会期中でもあり、めちゃくちゃ人が多くて入る気にならなかったというのもあります。
当然、整理券は必須です。
入りもしないのになぜ来たかというと、バス停から豊島美術館チケット売り場までの景色が「ご褒美」だからです。
下り坂がカーブしていて、その向こうには瀬戸内海と島々。
もう、うっとりです。よだれが出ちゃいます。真夏でクソ暑いですが。
これが見たくてまた来てしまったわけですよ。
豊島美術館自体は、まあ、1回みたらもういいです。確かに建築もスゴイし、稀有な空間ですが足が濡れるのとか、嫌なんで。
意味がよくわからない方は、とりあえず1回行ってみると良いです。
で、ここでまた直島ホールに引き続き「行った気になる豊島美術館」と題した動画も用意しました。
バスに乗って豊島美術館前で下車、下り坂を歩いてチケット売り場まで行き、そのあと一段高い田んぼの畦道から豊島美術館周辺を撮ってます。
真夏の田園風景、瀬戸内海、豊島美術館の白と空と海の青とのコントラストをお楽しみください。
豊島の豊島美術館以外のアートたちもなかなか
豊島美術館はもちろんのこと、アート作品の大半は室内の撮影はNGです。
撮影可能な範囲で撮ったものだけなので、意味不明なものもあるかもしれませんがギャラリー的に気楽に見ていただければ幸いです。
アートに関しては私がいろいろ能書きを垂れるより、ガイドを見ていただくのがわかりやすくて良いと思います。
瀬戸内国際芸術祭2016公式ガイドブック | ||||
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豊島八百万ラボ:スプツニ子!
古事記とバイオテクノロジー、ふむふむ、アートです。
映像作品中のスプツニ子!が超イケメンでした。
遠い記憶:塩田千春
建具のトンネル。不思議な郷愁に包まれます。
針工場:大竹伸朗
アートが出来上がるまでのストーリーがアート。写真はアプローチ部分だけなので、核心には触れていません。
豊島横尾館:アート-横尾忠則・建築-永山裕子
島に馴染む佇まいの建築に、どぎつい赤。狂気が溢れてます。
あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする:トビアス・レーベルガー
ここは内部も撮影OK。平衡感覚が狂いそうな空間表現ですが、かなり楽しいです。
番外編:豊島の風景
集落
郵便局
二宮金次郎像
家浦港
オリーブサイダー
だいぶ駆け足でしたので、アート作品はあまり見られなかったのが残念ですが、次回もきっとあるでしょうからそのときにまた訪れたいと思います。
直島や宇野港と行き来する船はそんなに多くないので、会期中は混雑で船に乗れない場合もあったりするようです。
余裕を持って、のんびり楽しく回る。
それが豊島を楽しむコツでしょう。
豊島美術館 写真集 | ||||
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